第542回 口内炎
できたら厄介な口内炎。皆さんも1度は悩まされたことはありませんか?
できる場所によっては強い痛みでしゃべる事や食事が困難になり、とても苦痛な日々が続くと思います。憂鬱な気分になり、食欲不振や味覚が鈍くなるといった様々な症状がでます。
歯磨きもしにくくなり、お口の中が不衛生になりやすくなります。
この写真は院長の口内炎です。
とっても痛そうですよね・・・院長もよくできる口内炎!!
その口内炎についてご説明します。
口内炎は口の中の粘膜にできる炎症のことです。
一般的には丸く白いアフタ性口内炎の方が多いと思います。
口内炎の原因について
*栄養不足やストレス
一般的に多い原因の1つです。食生活の偏りやストレス、疲労などで身体の抵抗力が下がり口内炎ができる事があります。
ビタミンB群の不足が大きな原因にあげられているので、ビタミンBが多く含まれる食品を摂取することを心がけ、ゆっくり休めば1~2週間で治ります。
口内炎に効果のある栄養素と食材 ビタミンA・・・口の粘膜の潤いを保ち正常に維持する。細菌感染に対する抵抗力を高める働きもあります。 ニンジンやカボチャなどの緑黄色野菜、うなぎ、レバーなど。 ビタミンB群・・・口の粘膜を強化し口内炎を緩和します。疲労がたまっているときにも最適です。 牛乳、チーズ、卵、魚、豚肉などの動物製品や大豆製品など。 ビタミンC・・・ストレスや細胞への抵抗力を強くします。 ブロッコリー、みかんなどの柑橘類、パプリカ、いちごなど。
このような食品をとりつつ、規則正しい生活習慣に整える事が大切です。
食品以外にもサプリメントを服用したり、口内炎のお薬を塗布すると治りが早くなります。歯科医院でもお薬を塗布したり、処方することもできるのでお困りの方はいつでも声をかけて下さい。
また口腔内を清潔に保つ事も大切なので、日々のブラッシングを気をつけたり、定期的な歯科医院でのクリーニングをおすすめします。