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第523回 歯科レントゲンの放射線量

みなさんは、歯科医院に行ってレントゲンを撮ったことはありますか?
レントゲンは放射線により見えないところを見えるようにする、歯科治療には欠かせない装置です。
私たちは、日常生活を送っていながら少なからず被爆しています。
放射線の測定にはSv(シーベルト)という単位を使います。日本の場合平均1年間で、約1.5mSvの放射能を日常生活で自然と浴びています。

それに対して、歯科医院でのレントゲンは機種や撮影する部位にもよりますが
小さいレントゲンで(歯科ではデンタル)
1回0.01~0.03mSv
大きいレントゲンで(歯科ではパノラマ)
1回0.02~0.03mSv
つまり大きなレントゲンを1枚撮るのと、小さいレントゲンを1枚撮るのとであまり線量の差はないということです。
どちらのレントゲンも自然界から1年間に受ける放射線のおよそ100分の1程度と極めて少ないということです。


<小さいレントゲン”デンタル”>

<大きいレントゲン”パノラマ”>

そしてレントゲン撮影をする時は、必ず防護のエプロンをします。
このエプロンには、鉛が入っています。臓器には、撮影時に鉛が入った防護のエプロンをすることにより、放射線による被爆をほぼゼロにすることができます。その他にもレントゲン室の壁やドアには鉛が使用されていて、室外に放射線が漏れないようになっています。

また、インプラント治療や矯正治療をしている当院では、歯科用CTも取り入れています。歯科用CTの被爆量は、1回0.1mSvとなります。
ちなみに、胸のⅩ線検査は1回0.05mSvで胃のⅩ線検査は1回0.6mSvです。
歯科医院でのレントゲン撮影は、歯と歯の間の虫歯や歯を支えている骨の状態を肉眼で見ただけではわからないことをたくさん得ることができるので歯科治療をするうえで欠かせないものなのです。
そして歯科用CTは、3次元的に顎の骨や歯根の位置、骨量を確認するのに大変効果的です。インプラント治療、矯正治療をする上でなくてはならないものと言えます。
ただし、妊娠に気付いたらレントゲン撮影は最低限にされた方が良いので医師やスタッフにお知らせください。

そして、当院ではインプラント検査や歯周病検査で小さいレントゲン(デンタル)が必要なため部位ごとにわけて、14枚撮影させてもらっています。
インプラント治療や歯周病治療をしていく上で、個々の歯が今どのような状態であるのかを把握するために大切な資料になります。
枚数が多いので被爆の心配をされると思いますが、デンタル1枚0.01~0.03mSvで
14枚撮影したとして、被爆量は0.14~0.42mSvとなります。

ちなみに、人間の被爆の許容量は年間50mSvなので心配はないとは思いますが、
やはり14枚も一度に撮影するのが心配の方は、スタッフに相談して下さい。

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