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第508回 インプラント用歯磨剤 ジェルコートIP

前回ご紹介したジェルコートFではフッ素での再石灰化についてご説明しました。今回ご紹介するのはインプラント用歯磨剤、ジェルコートIPです。

ジェルコートIPの特徴は、フッ素無配合といったインプラントに優しい歯磨きジェルになっています。

ではどうしてフッ素無配合がインプラントに優しいのか・・・

インプラントのフィクスチャーという、骨の中に埋まっている部分はチタンでできています。

チタンは金属の中で最も安定で生体親和性が高いと言われています。

人体に異物として認識されず、骨と結合するという特徴があります。

しかし、チタンインプラントは一定の条件下において一般の歯磨剤に含まれる低濃度フッ素(1,000ppm以下)によって腐食してしまうことが明らかになりました。

インプラントが腐食してしまうことで、粗造になったインプラント表面に口腔内細菌が根強く繁殖してしまいます。根強く繁殖した細菌が原因でインプラントの周りに炎症おこりやすくなります。

インプラントをより永く保つためにも、日々の生活の中でのリスクファクターの排除(フッ素無配合の選択)が重要になります。

 

←このような二次手術後(インプラントの頭出し)につけるキャップのブラッシング時にも使用していただけます。
ただし歯肉が治ってからの使用です。

 

*ジェルコートIPの特徴*
1. フッ素無配合
上記でもご紹介したようにフッ素でのインプラントの腐食を防ぎます。

2. 高い殺菌力
ジェルコートFと同様に塩酸クロルヘキシジン(殺菌剤)を配合しているため、インプラント周辺もしっかり殺菌できます。
ジェルタイプなので口腔内のすみずみまでいきわたり殺菌効果を発揮します。
歯周病や虫歯の予防ができます。
カリエスリスクの高い患者さんに関しては定期健診時に、インプラントを保護した状態でフッ素塗布を行います。

3. 歯肉の活性化
血行促進効果のあるビタミンE、ビタミンC、歯肉活性成分のOIM加水分解コンキオリンが歯肉退縮を予防し、歯肉を活性化、ハリを与える事でインプラント体の露出を予防します。
インプラントを守るうえで、歯肉への配慮はとても重要であると考えられています。

4. 研磨剤・発泡剤 無配合
研磨剤が入っている事で、インプラントの被せや天然歯を傷つけてしまうといったリスクがあります。
研磨剤無配合により、毎日のブラッシングでの摩耗を予防できます。
発泡剤も入っていないので、長時間のブラッシングが可能になります。

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