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第505回 骨粗鬆症と歯科治療

 

骨は常に新陳代謝が行われています。古くなった骨は破骨細胞という細胞によって吸収され

その後新しい骨を作る骨芽細胞により形成されます。このバランスが崩れて骨の吸収が過剰になったり、骨の形成が弱まったりすると骨量が減り、骨の構造が変化します。

その結果、骨の強度が低下して骨がもろい状態となり

骨折しやすくなりますこれが『骨粗鬆症』です。

 

高齢化が進んでいる現在、骨粗鬆症の患者数は女性約1000万人・男性約300万人。
その中で診断・治療を受けている方は200万人程といわれています。

骨粗鬆症の原因は・・・ 身体的特徴は→高齢・女性ホルモンの減少・骨粗鬆症で骨折した家族がいる・やせすぎ 生活習慣では→過度の飲酒・喫煙・カルシウム不足・運動・日照不足(ビタミンD不足) その他では→薬(甲状腺ホルモン薬・ステロイド性抗炎症薬)・胃切除・卵巣摘出など 治療法は食事指導や薬物治療です。 薬も様々な種類のものがありますが、歯科と関係の深い薬物はビスフォネート系薬剤です。

ビスフォネート製剤(BP剤)は骨吸収を抑制する薬です。骨粗鬆症や癌治療に大変有効な薬ですが、近年ビスフォネート製剤に関連したと考えられる顎骨壊死(ビスフォネート性顎骨壊死)の報告が多数見られるようになりました。

ビスフォネート製剤を内服中の方が抜歯などの外科処置を受けた後に骨が露出し治らなかったり、歯周炎等の感染が拡がり骨露出や排膿が続き治療が困難です。ビスフォネート製剤を長期にわたって内服している方・高齢者・ステロイドの内服をしている方・糖尿病の方

喫煙者の方は壊死の可能性が高まります。

顎骨壊死を防ぐには・・・ ・口腔衛生状態を保つ(しっかりブラッシングを行う・定期検診に通う)  ・ビスフォネート製剤を服用している事を伝える。 ビスフォネート製剤を服用されている方が外科処置を行う場合は休薬をしていただきます。 ほとんどの場合、3カ月の休薬の後外科処置を行います!! ただ、休薬により骨折のリスクが上がる危険性もあるため、処方された主治医の先生とも相談して頂いた上で慎重に処置をしていきます。 顎骨壊死の可能性は極めて低いと言われていますが、もし服用されている場合はご自身で判断せず、必ずお申し出下さい!! ビスフォネート製剤に関わらす、薬を服用さてれいる方、薬が変わったなどあればスタッフにお伝えください!!

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