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第496回 糖尿病と歯

生活習慣病である糖尿病は日本では増加の一途をたどっています。
糖尿病とは、ホルモンの一種であるインスリンの作用が不足することによって、慢性的に血糖値が上昇する(血糖値が高い状態が持続する)病気です。
糖尿病の進行に伴い血糖値が高い状態が慢性的に続くと、血管をはじめとする臓器に障害が起こります。
歯周病は三大合併症といわれる腎症・網膜症・神経症に次いで第6番目の糖尿病合併症でもあり、両者は密接な相互関係にあります

糖尿病から歯周病への影響
糖尿病で高血糖状態が続くと、体の中の防御反応が低下して、感染症にかかりやすくなるといわれています。なので血糖値が高い状態では歯周病菌の増殖を抑える力が弱くなるため、糖尿病患者さんでは歯周病の重症化がしばしばみられます。また高血糖(または低血糖)状態では、組織を修復する働きが低下することがわかっていて、糖尿病で歯周病の進行が早くなることには、このことが影響していると考えられます。

歯周病から糖尿病への影響
歯肉の中で作り出される炎症性物質は、血液を介して血糖をコントロールするホルモンであるインスリンの働きを妨げ、糖尿病を悪化させる可能性があります。
歯周病の治療により歯肉の状態が良くなると、糖尿病の症状の改善が期待できることになります。
歯科治療時の注意
糖尿病が進行すると、免疫機能が低下してしまいます。糖尿病になると傷が治りにくくなってしまいますが、免疫力の低下も原因の一つです
インプラントや抜歯などの外科処置の時に免疫力の低下により感染しやすい可能性が高くなります。
そういったリスクを減らすように血糖値のコントロールが必要になります

• 糖尿病であることを歯科医に知らせる(カウンセリングの段階で)
• 服用している薬、使用しているインシュリン(種類)を歯科医にも知らせる
• 手術当日のインシュリン注射や薬の服用について、事前に内科医に確認しておく
といった事を注意しましょう。

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