第487回 PRPとは
PRPとは(血小板血漿)と呼ばれる採決した血液の中から濃縮した血小板を取り出した血漿です。
血小板は体の細胞の増殖を促進する成長因子があることが発見されていて、止血作用と共に血管や組織の修復に関与することが解明されています。
その効果から最近では美容外科にも使用されるようになっています。
石井歯科ではインプラント治療時にオプションとして患部にPRPを入れることができます。
この手法はご自身の血液をその場で採取し用いるため、 極めて安全かつ効率的に良好な結果の得られる手法です
PRPを使用するメリット〉
①骨質が悪い症例を改善することができる
歯周病などで骨が少なくなったりした部位にインプラント治療をする場合、骨造成が必要になります。骨にPRPを混ぜるととても強い質の良い骨を作ることが可能です。
②インプラントの骨結合や歯肉の治癒を促進する
血小板は血液中の細胞で血液を固めて止血を止める働きをします。
その血小板をさらに濃縮したPRPを患部に挿入すると血小板が働き回復を早めることができます。
そしてPRPは自分自身の血液から作成するので副作用など無く安全に使用できます。
↓このように人工骨と混ぜて使用したり
直接口腔内に入れる方法があります