第106回 新人スタッフのある昼下がり③
沼さんは患者さんの気持ちが知りたかったので、実際に患者さんになってみました。
入れ歯や歯のかぶせを作るには、歯の型が必要です。
でもその型を取る材料はちょっとネバネバしていて、気持ち悪いんです(=_=)
患者さんも、気持ちいいものではないはず。
少しでも患者さんの負担を少なくする為に実際に体験してみて改善点について考えてみたいと思い
小椋さんが、型を取ってくれます。
1回で成功するかな?(;´∀`)
ただ材料を混ぜているように見えますが、実はいろいろポイントがあります。
早く練らないと材料が固まってしまいますし、かといって雑に練ると空気が入って気泡ができてしまいます。
気泡が入ると、正確な型が取れないので、とても難しいです。
トレーに材料を盛り、いざ!!沼さんの口の中へ。
材料が口の中に広がり、気持ち悪いけど、口の中にきちんと広がっていないと正確な型が取れないので我慢我慢(>_<)
このときに口のことばかり考えていると、余計に気持ち悪くなってしまうので他のことを考えるようにすると気が紛れます!
小椋さんが豪快に口の周りに材料をつけてしまいました┐(´ー`)┌ヤレヤレ
後から拭き取るといっても、やっぱり気持ちのいいものではないですね・・・。
←これが、沼さんの歯型ですヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)メ(゚∀゚)ノ
歯だけでなく、歯茎やほっぺたの近くまでとれていないといけないのでやはり難しいですね。
先輩にチェックしてもらったところ、合格をいただきました(●^o^●)
綺麗に取れてると思いません??
★沼さんの感想★
今回、小椋さんに型を取ってもらってどこに気をつけたらいいか分かってよかったです。
患者さんへの気遣いと、型を正確に取ることの2点を同時に行えるように、頑張りたいです。
些細な不快感が重なると、患者さんにとっては大きな不安に繋がると思うので、今日体験した感覚を忘れず、一人前の衛生士になりたいです!!