第75回 石井歯科医院探索!~⑨口腔内写真~
石井歯科医院ではよくお口の中の写真を撮らせていただきます。皆さんも診療室で写真をとっているところをよく見かけるのではないでしょうか。さて、今回はそんな重要な写真をどんなカメラでどのように撮っているかをご紹介したいと思います。
以前ご紹介した、レントゲンを管理しているパソコンの上に写真がいつでも撮れるようカメラがスタンバイされています。
現在使用しているカメラは、こちらのデジタルカメラです。約2年前から使用しています。
口の中の写真を撮るために必要な5つ道具です。左から、黒い板、鏡、唇をひっぱる棒です。どれも見やすい写真を撮るためには欠かせない道具です。
写真を撮るときはスタッフが2人ペアになって撮っています。小さいお子様や、口の開きにくい方の場合3人がかりで撮ることもあります。
ピントをあわせているところです。集中していますね。ピントがあうと画面上にマークが出るのでとても撮りやすいです。あとは手ブレしないように脇をしめて・・・。
口をひっぱる道具をセッティングしているところです。いろいろな角度から撮っていきます。
患者さんに手伝ってもらうこともあります。
よけいな物が写らないように、黒い板を顔の横に持ってもらっています。
直接撮れないところは鏡に映して撮っています。
スタッフがカメラと、ミラーを持っています。
患者さんには口をひっぱってもらっています。
石井歯科医院では開業当初から写真を撮っています。
5年ほど前まで使っていたカメラです。
2つ並べてみました。左のカメラが現在使っているデジタルカメラで、右のカメラが以前使っていたアナログカメラです。
デジタルカメラのほうが軽く、ピントも合わせやすいし、撮った写真もその場で確認できていいとこだらけです。
持ち比べてみました。やっぱり重さが違います。デジタルカメラの方が軽いし、持ちやすい!!
以前は写真を撮るたびにケースからカメラをとりだしていました。
写真をとるのは特別なことでしたが、現在はカメラが登場しない日はない!というぐらい日常になっています。
アナログカメラの時は現像に出していたので、できあがってみたらピンボケだったり、フレームからはみ出ていたりということがよくありました。
写真の管理もフィルムからスキャナーでパソコンに取り込んでいたので時間もかかるし大変でした。
デジタルカメラになってからは、すぐにパソコンに取り込めるので、編集、管理が便利になりました。その分写真を撮る機会が増えたので、扱う写真の枚数は膨大です。
ときどき写真を撮ろうとすると、「恥ずかしい!」と言われることもありますが、写真を残すことで、患者さんが帰られてからでも確認でき、治療計画をたてる上でも役に立ちますし、治療経過を振り返ることもできます。写真ってとっても重要なんですね。恥ずかしいなんて言わないでパシャパシャ撮ってもらいましょう。