第67回 石井歯科医院探索!~⑦レントゲン室~
人間というのは目に見えないものに強く不安や恐怖を抱いてしまうものです。
レントゲンもその1つではないでしょうか?
今回はレントゲン室をご紹介したいと思います。
レントゲン室の扉です。重たくて重厚なつくりになっています。
チェアーの後ろにあります。
丸い窓からは中の様子がうかがえます。
扉を開けるとレントゲン装置がずらりと並んでいます。
小さな部屋ですが、3台の装置があります。
室内が、少し薄暗いのはレントゲンのフィルムは光に弱いからです。
この装置ではデンタルといって歯の中の状態や、
歯を支えている骨の状態などを確認するための
小さなレントゲン写真を撮ることができます。
3台の装置の中で一番よく使います。
デンタルを撮るときはこの丸イスに座っていただきます。
高さの調整ができますので、小さな子供さんでも大丈夫ですよ。
めがね、アクセサリーなどは横にあるかごに置いてくださいね。
これを顔の横にセットしてレントゲンをとります。
レントゲンを撮りたい位置に自由に動かすことができます。
動かすときにガラガラと音がする事がありますが、ビックリしないで下さいね。
筒の中はこうなっています。なにも飛び出してきませんよ。
中が気になるようで、覗き込んでいる人をよく見かけます
この装置で撮影の部位を選択しています。
歯の部位によって、または、成人か小児かによってX線量を変えています。
この装置ではセファロといって頭部のレントゲン写真を
撮ることができます。
正面、側面と2通りの撮り方ができます。
主に矯正治療をされる方に使用しています。
この装置ではパノラマといって、全体の歯を撮影できます。
デンタルでは写りにくい親知らずまで写ります。
また、顎関節の撮影も可能です。
こちらはデンタル用の防護エプロンです。鉛が入っているのでずっしり重いです。
防護エプロンをすることにより、肺、胃、腸、卵巣などの
被爆はほぼゼロにすることができます。
こちらはパノラマ、セファロ用の防護エプロンです。
デンタル用のエプロンと
よく似ていますが、背中も覆っています。
こちらにフィルムをセットして現像します。この装置で
すべてのレントゲンの現像が可能です。
フィルムの種類によって現像の時間が違いますが、
2~5分程度で現像できます。
こちらのパソコンでフィルムの現像、管理をしています。
現像したレントゲンは各チェアーで見ることができます。
レントゲンの向き、大きさ、コントラストもパソコン上で
変えることができるので、大変見やすく便利です。
石井歯科医院ではデジタル方式のレントゲン装置を採用しています。これにより、X線量を従来に比較して、
半分以下に低減することができます。