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第38回 ねずみの歯と替えてくれ!

 

うちの長男は5歳。
先日、下の前歯が抜けました。
「お母さん、見て~」となんだかうれしそう。
どうやら、長男の通う保育園では
乳歯が抜けると“大人の仲間入り”なんだそうです。
グラグラしていた歯を「まだ抜けん・・・」と恨めしそうに指で引っ張ってたのはそのせいか。

私が子供の頃、乳歯が抜けるたびに母がしていたヘンな(?)習慣。
それは、
「ネズミの歯と替えとくれ」と言いながら、下の歯は屋根裏へ、上の歯は縁の下へ投げるのです。なんでも、ネズミの歯は丈夫で抜けることがなく、一生伸び続けるのだとか。子供ながら「ネズミみたいなヘンな歯が生えたらどうしよう・・・」と心配していました。そんな私も大きくなり、すべての歯が永久歯に生え替わりましたが、どれもネズミのようではなく無事に人並の歯がそろいました。
さて、長男の話に戻りますが。
うちは集合住宅なので屋根裏も縁の下もありません。
「抜けた歯、大事にとっておこうね。今度じいちゃんとこ(実家)に帰ったときネズミの歯と替えてもらうから。」と言うと、長男は眉をしかめて「ネズミの歯???」と怪訝な顔。それでも、お盆に実家に帰省した折、大人の仲間入りを果たした長男は誇らしそうに抜けた前歯を屋根裏へ放り投げていました。
 

皆さんのお宅では、こんなヘンな習慣がありますか?
たかが子供の歯、されど大切な歯。
お母さんのお腹にいた時から少しずつ形作られ、生まれた後は可愛い白いものが生えたと周囲を喜ばせ、
お母さんのおっぱいを卒業した後は自分で噛める助けとなったその小さな歯。
心から感謝してネズミさんに持っていってもらいましょう。