第２７回　インフルエンザとは？

冬の到来が間近に迫り、インフルエンザが話題となる年の瀬となりました。ワクチンを接種している人も多いと思います。

インフルエンザは単なるカゼと違い、３９℃以上の急激な発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛など全身の症状が強く、あわせて、のどの痛み、鼻汁などの症状も見られます。更に、気管支炎、肺炎などを併発し、重症化することが多いのもインフルエンザの特徴です。
　有効な予防は、ワクチンの接種で通常１１月初旬から１２月中旬くらいまでに接種します。感染を完全に防ぐわけではないようですが、症状を軽くする効果は十分にあるようです。

また、インフルエンザは感染力が非常に強いので、ワクチン接種は、本人への予防効果だけでなく、職場や学校、家族への感染も低める効果があるようです。
　合併症を起こしやすい高齢者や、小児の場合まれに急性脳症を起こし最悪の場合、死に至ることもあるので、十分注意する必要があります。
　かかる前に万全な予防が大切なのは言うまでもありませんが、もしかかってしまったら、単なる風邪だと軽く考えずに、早めに、医療機関を受診して治療を受け、安静にして十分に睡眠をとりましょう。

　年末年始を楽しくすごすためにも、手洗いやうがいなど家庭でできる予防も徹底したいですね。

おまけ