アクアシステム 2
アクアシステムは1つにつき0.2mm~0.5mmずつ歯を移動させていきます。
動かしたい歯の部分は厚みがあり調整されているので、私の場合は歯が動いていない時点では口蓋面(歯の裏側)がかなり装置が浮いていましたが、徐々に歯が動きぴったりはまるようになっていきました。
再度型どりをすると歯がどのくらいうごいているか確認でき、その型どりした模型でまたあとどのくらい動かすか、ドクターが診てその指示により新しいアクアシステムが作成されます。
←術前
←新しいアクアトレーを作成するための型どりした模型
アクアシステムのメリットとしてはほとんど目立たないので、つけていてもあまり気づかれません!
取り外し可能なので、食事も今まで通りできますし、歯磨きも今まで通りのブラッシングができ、衛生面も良く虫歯になりやすくなる、ということもありません。どうしても固定式だと歯にくっつきやすい食べ物は控えたほうが良いとか、着色が気になったり食べ物が挟まったり歯に装置が固定されているのでブラッシングがしにくく時間がかかったり、プラークを綺麗に除去しきれていなかったりなどあります。
また、もしホワイトニングに興味がありやりたい方はホームホワイトニングのマウスピースとしても使用することができるので、ホワイトニング材を入れて使用も可能です。
デメリットとしてはやはり歯を抜かなくても済むような比較的簡単な場合しか適用にならないことや、自分自身が忘れず長時間必ず装着しなければ治療期間が延びたりうまく治らないこともあるので、20時間か、最低でも12時間は装着するようにしましょう。