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第573回 矯正後の後戻り防止装置

最近では街中でも矯正治療をしている方をよく見かけると思います。

歯列矯正をする時に歯に装置(ブラケット)を付けることは皆さんご存知ですよね。

矯正治療で歯がきれいに並び、やっと装置をはずせる!!!矯正治療が終わると思われる方も多いと思います。

実はブラケットを外した後、後戻り防止の装置を使う必要があります。

表側でも裏側でも同様に、ブラケットを外した後がとても重要です。

どうして後戻り防止の装置が必要なのかというと、歯列矯正で動かした歯は元に戻ろうとする力があり、矯正前の歯の位置に戻ろうとします。

矯正治療で歯を動かす時に、歯に矯正力が加わると歯の周りの歯槽骨が溶け再び新しい歯槽骨ができていきます。

その歯槽骨が安定するまでは最低でも後戻り防止の装置が必要になります。

ブラケットを外したあとが一番戻りやすく、1日でも何もつけていない時があると歯が動いてきます。

長いブラケット治療を頑張ったのに、すぐに後戻りしてしまうとショックですよね。なので後戻り防止の装置は毎日使用しなければなりません。

使用時間も外したばかりの時はより長く使用することをおすすめしています。

 

後戻り防止の装置には種類があり、大きく分けて固定式の物と取り外しができる物があります。

歯の動かし方や、かみ合わせによって使いわけられています。

今回は固定式の物をご紹介します。

このように歯の裏側に細いワイヤーを貼り付けて固定しています。

着脱の面倒がなく、つけ忘れなどの心配がありません。

自分では取り外しができませんが、ワイヤーをとめている接着剤がはがれてしまうことはあります。

外れていることに気が付かず歯が動いてしまうこともあるため、定期的に歯科医院での検診で外れていないかのチェックが必要です。

また取り外しができないため、清掃が難しく歯石が付きやすくなってしまいます。丁寧にブラッシングをしていれば、問題ありません。

 

矯正後のきれいな歯並びやかみ合わせを長く維持するためにも、後戻り防止の装置を使用することはとても大切なのです。

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