治療費[詳細4]
床装置
床装置(上顎)
床装置(下顎)
入れ歯のようなプラスチックの床にバネのついた可撤式(取り外し)の装置です。左図のように、上顎用、下顎用、また上下一体型のものもあります。
床に埋め込んだスプリングや拡大ネジを利用して、歯を動かしていきます。主に、小児期の治療に頻用されます。成人の矯正治療の場合、限られた症例にしか使用できません。
さらなる詳細については、歯並びの話 “第10回 矯正装置あれこれ(顎内矯正装置)・・・第4話”をご覧下さい。
一期治療・二期治療
一期治療とは、乳歯列期、混合歯列期(乳歯と永久歯が混在している時期)に行う上下顎の骨格的改善と歯牙萌出スペース確保を目的に行う治療のことを言います。
二期治療とは、永久歯に生え変わってからの個々の歯牙の位置異常の細かな修正を行うことを言います。
メタルブラケット・セラミックブラケット
メタルブラケット
セラミックブラケット
メタル・ブラケットは、金属色(銀色)ですので、審美的とはいえません。セラミックに比べると安価であることや、ローフリクション(摩擦抵抗が小さい)ですので、歯が動きやすこと、破折しないこと、脱落しにくいなどの長所があります。
セラミックブラケットは、白いため審美的な目立たないブラケットといえます。白いワイヤーと組み合わせることも可能です。成人の方の多くは、このブラケットをチョイスする傾向にあります。
さらなる詳細については、歯並びの話 “第8回 矯正装置あれこれ(ブラケット・ワイヤー)・・・第2話”や、“第43回 最良のブラケットとは?”をご覧下さい。
アクアトレー
透明な可撤式(取り外し)の装置です。目立たないので、審美的な矯正装置といえます。
全ての歯列不正に対して行える治療ではありません。
詳細については、歯並びの話 “第13回 夢の矯正装置アクアシステム”をご覧下さい。
ミニ・インプラント
前歯部
臼歯部
絶対的な固定源(動かない場所)をつくるためのアイテムです。
治療期間の大幅な短縮、装置の単純化が図れます。
前歯部、臼歯部を問わず、歯間部のやや上方へ埋めます。
従来外科矯正の適応とされていた症例を非外科で行えたり、通常抜歯が必要な症例を非抜歯で行える治療計画が提案できるようになります。
矯正治療に、必須のアイテムです。
さらなる詳細については、歯並びの話 “第30回 最新の治療法(インプラント矯正)”や“第45回 矯正用インプラントは必需品”をご覧下さい。