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デンタルQ&A

残っていた前歯をすぐに削られてしまいました女性 20代 2004/01/07
Q
差し歯の件でお伺いします。15年前、前歯に被せた差し歯が、硬いものを咬んで割れてしまい、近所の歯科医院に行きました。

新しく被せる歯を作ってもらえるものと思っていたのですが、虫歯を理由に残っていた歯を削り落とすことを説明され、そこへ穴をあけ金属の土台を挿し、その上から差し歯を被せる説明を受けました。

わたしの希望では、元の歯はなるべく残してほしかったのですが、「どうしても削らなければならないのですか?」の一言がいえず、すぐその通りに削られてしまいました。

そこでふと、以前母から聞いていた保険の効かない「良い差し歯」のことを思い出し、それをいれてほしいと頼みました。すると、「高い歯を入れても、根元がだめだったら同じなのであまりお勧めしない」と言われました。価格は、レジンなら1万円、セラミックなら7万円で、判断まで1週間の期間をもらいました。

私は長く持つセラミックの差し歯と丁寧な治療を希望しています。しかし、レジンとセラミクでは、歯根の削り方が異なるという記事を読み、今からセラミックに本当にできるのか、(もっと余計に削るんじゃないかと)心配しています。以上、私事でまことに恐縮ですが、アドバイス等頂けたら幸いです。よろしくお願いいたします。

A
金属の心棒がはいっている歯根がどれだけしっかりしているかが、一番重要です。しっかりした歯根であれば、セラミックの被せのほうが、見た目も強度の面でも数段優れています。歯根の状態が良いか悪いかは、診査(レントゲン、視診、触診等)してみないと何ともいえませんが・・・。

 保険の被せの一番の問題は、変色していく、という点です。削り方については、被せの種類によって異なるため、セラミックでするなら、再度微調整しないと、作製できません。被せの種類について迷われているのなら、前歯の一番見えるところですので、もう一度相談してみて、十分納得してから治療されたほうが良いと思います。相談したが、もし納得いかないようでしたら、別の歯科医の意見を聞く(セカンド・オピニオンという)のも一法かと思いますが・・・。

ホームホワイトニングについて女性 5歳以下 2004/01/03
Q
はじめまして。ホームホワイトニングに興味があるのですが、どの位の費用がかかるのか教えてください。よろしくお願いいたします。
A
ホームホワイトニングの場合、自費治療になります。当医院の場合、トレー作製費は、片顎で、2万円です。歯数には関係ありませんので、前歯だけでも奥歯までのホームホワイトニングでも同額です。そのほかに、トレー内面に注入するホワイトニング剤が、1本2千円(15cc)かかります。ホワイトニング剤は、毎日使用して、約2ヶ月くらいでなくなる量です。

ホワイトニングの効果は、個人差はありますが、通常一週間くらいすれば出始めます、ホームホワイトニングの費用は、自費治療ですので、医院によってかなりばらつきがあります。当医院では、ホームホワイトニング剤の種類、濃度を、変色の程度や治療期間の長短、装着時間、歯、歯肉の敏感度等により使い分けています。

入れ歯をはめずに食事をするのですが・・・?男性 50代 2003/12/23
Q
私の父は、入れ歯を使わずに、いつも歯ぐきで食事をしています。歯ぐきが悪くなることはないのでしょうか?
A
歯のない人の中には、入れ歯を装着しなくても、食事に何ら不自由を感じずに日常生活を送っている人がいます。そういう人は、おそらく食品を丸呑みにしているか、歯ぐきでかんでも痛くない食品を主に選んで食べているものと思われます。

当医院へ最近来られた患者さんで「お粥を食べるのに入れ歯は必要ない」とおっしゃって、食事の際には、わざわざ入れ歯を外している方がいました。食品の種類(性状)によっては、入れ歯がかえって、摂食の妨げになることも考えられます。ただし、いくら軟らかい食品であるからといって、常に同じところで咬んでいると、歯ぐき(顎堤)の変形を引き起こす恐れがあります。

人にとって、食品を咬み、粉砕する、という十分な咀嚼を可能にしてこそ栄養摂取がよく行われ、また消化器官に必要以上に負担をかけないのです。また、高齢者の場合、咀嚼の回復は、精神活動を活性化し、急速な老化を防止するのにも役に立つと言われています。私の個人的な意見としては、食事の際に必ずしも入れ歯を入れる必要はないと思っています。強要することによる入れ歯そのものに対する拒絶感を抱かせることのほうが憂慮されます。

歯ブラシの選び方を教えてください男性 60代以上 2003/12/20
Q
私の家は大家族で田舎暮らしをしています。父母は、既に90才近くになります。お年寄りに合った歯ブラシというのはあるのでしょうか?スーパーに行ってもいろいろありすぎて迷ってしまいます。
A
一般的に歯ブラシは、口の隅々まで届くことが必要です。歯ブラシの柄の部分は、ストレートで、持ちやすいものを選択します。

子供やお年寄りの場合は、柄は、短く、太めのほうが持ちやすいと思います。また、ブラシの部分は、小型で、軟らかめのほうが歯ぐきを痛めなくて良いです。

あごの痛みについて女性 30代 2003/12/10
Q
最近右側のあごの付け根が口をあけると痛くなりました。もう10年以上前から左側の下の奥歯に親知らずが生えたせいで固い物を左側でかむと痛い状態が続いています。

そのせいか右側でかむくせがついているらしく、少し前から口を開けると引っかかる感じと、カクンという違和感を感じていました。いいかげん治療をしないといけないとは思っているのですが、治療のアドバイスなどいただければ処置、通院を検討したいと思っています。よろしくお願いします。

A
右顎の付け根が、開口時に痛い、カクンという違和感があるとのことですが、一時的にしろ顎関節症の症状が発現していると思われます。

顎の痛みには、顎関節部分自体の痛みの場合と、顎関節に付着している筋肉の痛みの場合があります。判別は、レントゲンや触診から総合的に診断します。治療法については、顎関節の骨自体に形態的変化がおきていなければ、投薬やスプリント療法(マウスピース)で完治しますが、不可逆的な形態異常がおきてしまっている場合は、外科を含めた治療計画を立てざるを得ない場合もあります。

いずれにしても、症状が悪化してきているのでしたら、一度かかりつけの歯科医院で顎関節のレントゲンを撮って診てもらったほうが良いと思います。それから、親知らずとの因果関係は文面からだけですとわかりかねますが、片咬みは顎関節症の誘発因子であることは確かです。

歯軋りについて? 5歳以下 2003/11/28
Q
寝ると必ず歯軋りをしてしまうんです。そのせいか、だんだん出っ歯になってきてるんです!!

元のように治せる治療法などがあったら教えてください!!あと歯軋りの治療法もあったら教えてください。お願いします

A
出っ歯になった原因が歯軋りであるかないかは、口腔内を診査してみないとわかりませんが、現状として、出っ歯になっているのなら、元の歯並びにするには、矯正治療をするしかないと思います。

今以上に悪くならないように予防したい、ということでしたら、就寝時に、歯軋り防止のマウスピースを装着していれば、歯軋りはできませんので、悪化することはありません。かかりつけの歯科医院で作製可能だと思いますので相談してみてください。

歯軋りの根本的な原因は、ストレスなどの精神的な因子が関与しているといわれています。ご自身の生活習慣を、今一度見直してみてはどうでしょうか?思いあたる点があるかもしれません。

歯軋りは、就寝時に、無意識に行う行為ですので、それ自体を止めるのはなかなか難しいというのが現状です。

黒っぽい線が入っているのですが・・・男性 30代 2003/11/13
Q
左前歯(上)の一番右よりに薬(詰めたもの)が入っているのですが、その周りが1㎜ほど正面から見て黒っぽい色になっています。痛くも何ともありませんが、黒っぽい部分が拡大してくる様子もありません。薬を詰めたのが20年ほど前なのですが、その周りの黒っぽい色(というか影のような色です。)は大丈夫なのでしょうか?
A
詰め物の周りが黒っぽいということは、歯と詰め物の境界に、細かい汚れが付着しているのだと思います。

歯と詰め物の境にわずかな段差や凹みがあると、長年の間に食品の着色料が付着、沈着して、歯ブラシではとれなくなってしまいます。かかりつけの歯科医院に行かれて、段差があれば、研磨してもらえばきれいになるでしょうし、もし、凹みになっているようなら、詰め物の詰めなおしをしたほうが良いと思います。

アマルガムについて女性 5歳以下 2003/09/29
Q
初めてメールさせていただきます。現在大々的に歯の治療をしているところです。丁寧に治療してくださる先生なのですが、アマルガムを使うことがとても気になります。

私もインターネットや本などで調べ先生に質問しましたところ、アマルガムをきちんと詰めるのはとても技術がいることで、それゆえ最近はその技術が無い歯科医がアマルガムを使わないのだというのです。

レジンでは歯と歯の間やふちの部分がきちんと詰められないので、虫歯になりやすいこと、神経をとった歯の詰め物(かぶせることになっている歯です)にもアマルガムが使ってあるので、ここが特に心配だったのですが、アマルガムに換わるものは、金しかないといわれました。アマルガムだと歯ぐきの色が変わることがあるので、前歯を被せる時は、土台の部分は金を使うとのことでした。

最近ではいろいろ新しい材料が開発されて、アマルガムを使わない歯医者さんもいるとのことで、本当にアマルガムに換わる良い材料が無いのか、それとも私のかかっている先生が古い考え方で新しい材料について不勉強なのか、どう思われますか?

ちなみにかかっている先生は40代ぐらいで、年配の方ではありません。その他にも診療台でのレントゲン撮影、パノラマ写真を撮る時にも鉛のエプロンをしないことなど、患者さんに対する安全面での配慮が足りない気がしてなりません。自分のかかっている先生に納得いくまで質問するのが本当なのでしょうが、なかなかそう出来ないのが現状です。宜しくお願いします。

A
アマルガムの毒性については、10年以上前からいわれています。詳しくは、当医院サイトの院長からのメッセージ(第14回 アマルガム撤廃の動き)をご覧ください。アマルガムに替わる充填材料としては、レジンが頻用されていますが、術者の技術によって仕上がりにばらつきがでてしまうのは事実です。

他の方法としては、歯型を採って充填物をつくるのが、ベストです。材料としては、レジン、セラミック、金属(金銀パラジウム、金合金、白金加金・・・)などがあります。充填材料としては、健康保険では、アマルガムとレジンしか認められていません。

レジンの材料としての進歩は、目覚しいものがあり、習得した技術があれば、全く問題はありません。理想をいえば、自費治療になりますが、歯型を採って、金合金か、白金加金にするか、白いのがよければ、セラミックということになります。

 それから、今どきレントゲン撮影時に、防護エプロンをしない歯科医院があることが信じられません。言い訳のしようがないです。私見ですが、一昔前の治療をする歯科医院といわざるをえません。

コーヌスについて?男性 ? 2003/09/14
Q
初めてお便りします。最近コーヌスの治療をしましたが(2週間ぐらい前)食事の度に歯がぐらつきと(シーソーの様)餅のように食べ物が歯にくっつきそうな違和感があります。何度か歯医者さんに行き、治して頂きましたが、冠をきつくする程度で2,3日で又元の様になるのですが、他の方も同じような悩みをお持ちでしょうか?教えてください。
A
コーヌス義歯を装着したが、調子が悪いとのことですが、次のようないくつかの原因が考えられます。
①”歯のぐらつきがある”、に関してですが、コーヌス冠にしている支えの歯(支台歯という)が元々かなり弱っている歯で、義歯の動きを止める役目を果たせるほどしっかりした歯でなかった。(設計ミスということになります)
②義歯の床の部分(ピンク色の歯ぐきにあたっている部分)の外形が不適切、あるいは不適合なため、義歯が動いてしまう。
③上下の歯を合わせた時のかみ合わせがずれて作製されていれば、咬むたびに義歯が必要以上に動きます。
④”餅のように食べたものが歯にくっつきそうな違和感がある”に関しては、人工歯と義歯の床(ピンク色の部分)の材質の問題だと思います。人工歯の材質には、レジン歯、硬質レジン歯、陶歯などがあります。陶歯が一番くっつきにくいです。一度歯科医に聞いてみてください。床の部分も金属にしたほうがくっつきにくいです。
 いずれにしても、ご指摘の自覚症状から察するに、義歯が不適合であると思います。大幅な修正が必要かと思います。
TMDケースの下顎位について男性 5歳以下 2003/09/01
Q
以前、コルチコトミーの事で、ご丁寧に教えていただき感謝しております。今回、ロス法のことにからんでお教えいただきたいのですが・・・。(私は、ロスさんのコースはでていませんし、とんでもない勘違いをしている可能性もあります) 

ロスさんの矯正において、TMDケースでは、前上方へのコンダイルの位置づけが、スプリントで6ヶ月もかけてなされ、オープンバイトみたくなって、ひどいものは外科矯正になったりします。ところが他の矯正テクニックでも、そんな複雑な事をしなくても、それなりに、MPIとかCO=CRになるのは確認されるのですが、これって、ロスさんのいうCO=CRとは違うのでしょうか?

A
矯正におけるTMDケースの下顎位に関する質問と理解しました。ご存知とは思いますが、下顎位は、ICOP(咬頭嵌合位)=CO(中心咬合位)ならば「正常」で、ICOP=MROP(最後退位、限界運動内でやむなく後方におしやられた位置)ならば、「異常」と表現します。

 以前は、CR(中心位)=MROP(最後方位)でしたが、現在は、国際的にはCR(中心位)=CO(中心咬合位、本来の咬合位)の意味に変更されました。日本補綴学会ではまだ変更されていないので、混合して用いられています。CRとCOの意味の混合が現在のTMD治療や矯正治療の現場の混乱の一つになっていると考えています。

 前置きが長くなりましたが、私の場合、TMDケースの矯正の場合は、スタビリ型スプリント(できるだけ薄いタイプ)を基本に、MCP(筋肉位)に合わせてCRを形成するように試みます。ケースバイケースですが、MPIやSimonの顎態診断を利用する場合もあります。アダルトの場合、TMDケースは、顎偏位を伴うことも多いので、外科が必要な場合も多いです。

下顎位については、スプリント診断と、舌位なども考慮した上で、顎位の誘導(MCP=CR)を試みます。抽象的でご質問に対する明快な回答とはいかなかったかもしれません。現状では、下顎位に対する考え方は、賛否両論あるのではないでしょうか?あくまで私見を述べさせていただきました。

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