第234回 依頼論文の締め切り
歯科専門誌からの依頼論文を何とか締め切りに間に合うよう書き上げ、発送を終えたところです。キーワードは、「長期症例」です。10年経過症例を中心に、類似ケースを加筆して考察しています。読者に興味が沸くようできるだけわかりやすく丁寧に書いたつもりです。発刊された折には、詳細をご報告します。
そして、気が付けば、8月も終わろうとしています。院内、院外での行事が目白押しの7月、8月でした。”光陰矢のごとし”、といったところでしょうか。多忙で仕事が充実しているということは、人生を楽しんでいることになるのでしょう。今週末は、東京で私が理事をしている矯正研究会の講演会への参加と、大阪に移動して12月のインプラント学会での口演の予演を行います。来月は岡山で行われるインプラント学会の全国大会での口演も控えています。来週末はODC主催で外部講師の講演会があるため、その準備をしているところです。再来週は自身が行ってる矯正セミナーやODC例会(5名の会員発表)があります。休診日の木曜日は、2週続けて東京でのセミナーに参加します。9月もあっという間に終わりそうです・・・。
院内はというと、日々さまざまな主訴をもった患者さんが来院されます。複雑な病態に陥った方が多いのが当クリニックの特徴かもしれません。治療法の選択肢の中で、医療から逸脱しない範囲での患者さん本位の計画を提示するようにしています。歯科臨床に正解はありませんが、保存・補綴・外科・矯正の各分野のバランスを重要視し、治療に取り組むようにしています。
包括歯科臨床ということで言えば、硬組織、軟組織のマネージメントが環境整備として必要不可欠となります。最近では、私のオペを何度も見学に来る熱心な歯科医もいます。オトガイや下顎枝からの自家骨移植や審美領域が中心の繊細な手技を要するプラスチックサージェリーも定期的に行っています。何かしら臨床のヒントになって、自医院の患者さんに貢献して頂きたいと思っています。
また、9月からは、夏休みあけの歯科衛生士学校の学生さん2名の当クリニックでの実習が再開します。さらに短期間ですが、2名の学生さんが実習に来るので、賑やかな大所帯になります。しっかりと指導させて頂きますね。
そろそろ暑い夏も終わりでしょうか?そして2015年もあと3か月、そろそろ来年の仕事のスケジュールを決める時期になりました・・・。