第221回 ODC例会(会員発表)・・・
連日、さまざま方のオペを行っている。先日は、当クリニックを紹介頂いた歯科医院の担当医であるドクターにアシスタントをしてもらって、インプラント埋入の前処置としての骨造成をさせて頂いた。担当医や見学に来たドクターに、”とても勉強になりました!”と言ってもらえ、ほっとしているところです。約4カ月後に、もう一度別の方法での骨造成が必要な患者さんですです。精一杯させて頂きます。
この2,3年は、知人の歯科医の紹介で依頼オペを行うことが多いのですが、特に若い先生に伝えたいのは、”見てまねる”ことが上達の秘訣かと思います。何かしら気づきがあったなら幸いです。
今月は、3つの学会に参加し、定例の矯正セミナーを自クリニックで行うとともに、歯科医のスタディグループであるODC(Okayama Dentists Club)の例会(会員発表)も行いました。
ODC例会は、新設した当クリニックのセミナールームで、約20名の会員とともに、活発なディスカッションの下、有意義な時間を過ごせました。会員発表のクオリティーも年々上がっていると実感し、頼もしい限りです。特に、臨床歴30年足らずになるS先生の発表は、患者目線に立った丁寧な仕事ぶりで、参考になるステップが随所にありました。同業の歯科医と情報共有できる場は、参加者にとってとても刺激になります。少人数のスタディーグループだからこそできることを、会員とともに考えて、実行していきたいと思います。
今回の会員発表のタイトルは以下の通りでした。
・ブラキシズムで咬合崩壊を義歯にて対応した症例
・感染した若い歯髄の治療経過を考察
・上顎洞底まで骨吸収が進行した慢性歯周炎の治療経過
・咬合調整の手順・ルールについて
それから、友人の結婚式にも出席しました。終始笑顔の絶えないお似合いのカップルで、楽しいひと時を過ごせました。
今度の日曜日は、東京から外部講師を迎えてのODC主催の講演会を岡山で行います。米国で補綴専門医を取得された若手のホープの歯科医による一日講演です。私自身とても楽しみにしています。
来月、来々月と、さまざまな院内・院外の行事が目白押しです。体調管理に努め、インプットとアウトプットをバランスよくしていきたいです。