第185回 M先生のハンズオン、S先生の講演に感謝!
今月は、私が所属しているODC(Okayama Dentists Club)という歯科医のスタディーグループ主催で、京都でご開業の2名の高名な歯科医を招待して講演とハンズオン(実習)を行いました。
11日に講演して頂いたS先生は、”標準化”と”可視化”をキーワードに、X-線写真から下顎頭の適正な位置への方向性を求め、その下顎位を咬合器に反映させて補綴物を作製していく、という咬合理論を提唱されていました。
明確なゴール設定と術後の検証をもシステマチックに行おうという興味深い内容でした。S先生は私と同じ徳島大学の後輩になるのですが、補綴分野への知識が豊富で、懇親会では歯科界全体の改革のための大義を持って仕事をされているという話を聞いた時には、若いのに素晴らしい人格者とも感じました。
今後は全国区でご活躍されることは間違いないと確信しました。今後も交流を深めさせて頂きたいです。