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第184回 プロビジョナルレストレーションの実習

2月25日(土)は、歯科医のスタディーグループ(ODC:Okayama Dentists Club)のサブ例会を行った。今回は、私が担当してプロビジョナルレストレーションの第一回目として動画を交えた講義と、模型を使用してのクラウン作製を行い、有意義な時間を共有しました。

実習は、私が考案しオールセラミック修復を想定した前歯・臼歯のブリッジを始めオンレー及びシングルクラウンの支台歯形成がされたガム付きの”完全オリジナル製の模型”をトレーニングに使用しました。

軸面や咬合面形態だけでなくエマージェンスプロファイル部の形態、機能的な咬合接触点の様式、下顎運動との関わりでの咬頭展開角や隆線・溝の方向などについての造詣が求められます。論理的・科学的に修復物の未来像であるプロビジョナルを作製していくことがとても重要ということです。

1本の修復治療についての考え方を深く理解することが、多数歯の修復治療を行う際の基盤となります。実習を通じて、機能的な修復物の作製手順のポイントについて参加者に何かしら気づきがあったなら幸いです。

修復治療・補綴治療を成功に導くためには、前提として歯科技工士と同じ土俵でディスカッションできる知識が必要です。そして複雑なケースであればあるほど可能な限り歯科技工を歯科医自身で行うことにり多角的な着眼点が身に着くようになると考えます。

チェアーサイドでの調整が必ず必要なプロビジョナルレストレーションについて、今一度解剖学の知識を整理しつつ、日々の臨床に活かせる手技を身につけていきたいものです。