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第151回 長期”歯周病研修”の始まり

昨日までの4日間、東京にて「歯周病ーインプラント」の研修に参加していた。毎日豚の顎骨を使用して朝早くから夜遅くまで硬組織(歯槽骨、顎骨)、軟組織(歯肉、歯槽粘膜)の扱い方を、さまざまな術式とともに習得していった。


成豚の顎骨を使った実習は、歯科医の実習では定番なのだが、今回はその量、数が半端ではない。

私にとっては何度も行っている実習・術式で、実際臨床で日々行っていることが多いのだが、細かな点で多くの気づきがある。ベーシックスキルの反復・確認が私の今年の目標の一つもである。

全ての外科の基本である切開・剥離・縫合を例にとっても、同じように行われている術式でも著名な講師であるインストラクターによって全く違うと言っていい。

それを自分なりにいかに解釈して、最も理にかなった手技を選択し行えるかが、治療自体の品質・精度そして何より術後の結果に左右する。

この研修で私は何十頭もの豚骨を教材として利用させて頂くことになっている。毎日朝は早く夜が遅いので学生時代に戻った気分で、研修期間も長く長丁場ではある。

しかし、飽きるほどの反復実習を通じて習熟することにより、天然歯、インプラントに限らず硬組織・軟組織への外科的なアプローチのあらゆる術式をストレスなく行えるよう体に叩き込みたい!と思っている。

また、アメリカの歯周病専門医である教授・准教授から直接指導頂けることは、とても光栄なことと思っている。ケースに応じたエビデンスベースの術式選択はもちろんのこと美しい手術、きれいな手術ができるよう彼らから多くのことを学びたい。

少人数で長期間の研修ならではの、共に学ぶ今後友人となるであろう歯科医との新しい出会いにも、感謝しなければと思っている。
もちろん私が留守の間頑張ってくれている勤務医のドクター、スタッフへはいつも感謝の気持ちで一杯である。患者さんの多様な要望に高品質に答えれるよう、還元していくことが大きな使命と思っている。

次の日曜日も東京である。今月は6回東京に行くことになる。来月はさまざまな日程が組み込まれている。大阪のスタディグループや私の母校(徳島大学歯学部)での依頼講演がある。「かかりつけ総合歯科医の真髄」についてさまざまなケースを交えて話したいと思っている。しっかり準備して臨みたい。

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