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第99回 ”石井塾”開校

12月に入り、都会の街並みは、クリスマス一色の様相で、1年の内で、最も華やかなシーズンに突入した感がある。

この写真は梅田のイベント会場に設置されていた巨大なツリーです。
私はというと、きらびやかなツリーを横目に、いつものように、昨日、昨々日の週末は、大阪へ仕事(セミナー)に出かけていました。

最近では、信頼のおけるドクター2人がしっかりと留守番をしてくれるので、平日でも結構自由に動けます。スタッフの頑張りには、感謝!感謝!です。

ただ、私しか診察できない患者さんには、多大な迷惑をおかけしているのですが、当クリニックの中長期的なレベルアップには欠かせないことを念頭に置いた行動です。お許しください。

話は変わりますが、当クリニックのスタッフは、診療や定期的に行う院内ミーティングとは別に、自主的に時間外や休日にセミナー等に出かけスキルアップに努めている。

しかし、以前から限界がある!と感じていた。限られた時間、単発的なセミナーで徐々に学習はされるのだが、習得しなければいけないことは山のようにある。いやありすぎる

そこで、”石井塾”と題してを週一回勉強会を行うこととした。その名の通り、私が塾長である。有志のみの参加である。希望する者のみで、もちろん時間外手当てなどは一切なしである。先月からスタートさせた。

1年をワンクールとし、約40回を予定してスケジュールを組んでいる。非常にベーシックな話からスタートさせ、論理的思考能力を身に付け、生物学的裏づけの下に日々の診療を行える習慣を養うことが目的である。テクニック論やハウトゥ物ではなく、”どうしてそうするのか、したのか?”をしっかり説明できる癖を身につけることが一番重要である。

11月に4回行ったのだが、診療部門のスタッフは4回とも全員参加であった。多くのスタッフが自主的に学ぶ姿勢にあることがとてもうれしい。

4回の塾を通じて”矯正における歯牙移動の作用機序”の話をした。モーメントの話から始まり、バインディング、ティッピング、トルキング・・・といった歯牙の移動時に必ず発生するやっかいではあるが3次元的なコントロールを行う際絶対必要な基本中の基本の力学の話である。

とにかく、”考える”習慣”を身につけてほしい。何となく上手くいったとか、先輩の真似をしてやってみたら失敗しなかった、ではなく、確固たる根拠、裏づけが屁理屈でもいいから自身で語れることが重要である。

歯科医、歯科衛生士、その他スタッフ全てが、日々の診療中はある意味”肉体労働”が主である。本来もっと”頭脳労働”している時間があっても良いのではないか?と思うことが多い。

昨夜私は、先日来院された2人の患者さんの治療方針についてずっと考えていた。2人とも当クリニック来院前に非常に複雑な歯科治療の経緯を辿っており、治療計画が何パターンも提案できるいわゆる難症例である。4時間かけても結論はでなかった。

今年1年で、当クリニックは大きく様変わりしました。いや、開業13年目にして、新規開業したくらい全てが変貌しました。正確には現在も大きく改革が進行中です。医院内はもとより、外部の医療機関との共同でのさまざまな取り組みが、加速度的に進行しています。

開業以来の信念である、私たち医療従事者が本来すべきこと、向かうべき方向付けが理解され、ある程度示せたことにより、年齢や同門を超えて賛同して頂ける多くの同志(歯科医療機関)ができ、大きな目標設定もできました。来年以降の活動が本当に楽しみです。

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