第96回 ドクター3名、スタッフ4名で大阪へ!
この土、日、月が3連休で、秋の行楽へ出かけ満喫された方も多かったのではないでしょうか?
私はというと、いつものように多忙な3日間でした。
当サイトの私の担当のページが途絶えがちなのですが、日々の診療はもちろんのこと、診察時に収集したデータの管理編集、また、各方面から講演のオファーがあって、スライド作りに追われている毎日でした。すいません。
ところで、土曜日は、信頼できる2人の勤務医に医院の診療を任せて、東京へ丸2日間の講習に出かけました。
行きの岡山空港で、現在治療中の患者さんにばったり会いました。、先日上下顎合わせて10本のインプラントを抜歯後即埋入、即時負荷を行って、仮歯で治癒を待っている状態の方なのですが、”ヤクルト古田の引退試合を観に行くんですよ!”と声をかけられ、野球の話で盛り上がりました。
東京でのこのセミナーは、以前から楽しみにしていました。講師のK先生は、ビジネスライクでなく、生物学的、学術的な裏づけの下に日々臨床を行っている、今最も注目されているインプラント専門医の一人です。ぺリオ(歯周病)のスペシャリストでもあります。実習付の少人数(10数人)でしたので、日ごろ診療で疑問に思っている事を全て質問できました。共感できる部分、私と共通した認識、スタンスでの手技が多く、思っていた通りの尊敬できる歯科医と感じました。
インプラント先進国のスウェーデンに約10年の留学経験があり、常にグローバルな情報、流れを入手できる環境をお持ちで、本当に実り多い2日間でした。これからも、ご教示、お付き合い宜しくお願いします。
大人数で出向いたのには、いくつか理由があります。ライブオペがメインで、私にとっては、高名なドクターの生の手技を見ることにより参考になる部分を探ることはもちろんでしたが、スタッフには、オペ中のアシスタントの動き、道具、機器の配置、介助の仕方などを観察して十分勉強してほしい思いがありました。
正直、目新しいトピックスはなく、”商品の宣伝的要素が強い商業的イメージの強いイベント?ショー?”という印象を持ったのは、私だけでははなかったはずです。
ただ、日頃から交流のある多くの知人、ドクターと懇親を深めることができ、楽しいひと時であったことは間違いありません。
気がつけば、2007年も3ヶ月を切りました。 ただ、いくつになっても学習意欲が自然に湧き出ることは、自身のレベルアップの原点であり源である、と感じます。 近々、向上心、向学心、そして高度先進医療へ興味のある同志とともに、”スタディーグループ”を発足させます。どんなメンバーになるか、本当に楽しみです。 |