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第79回 留学生との別れ

たまには、仕事以外の話をしてみます。

先日、3ヶ月余りの私たち家族との生活が終わり、彼女は母国であるオーストラリアへと旅立った。
月並みなフレーズだが、”長いようで短い月日”だった。

思えば、彼女は、サッカーのワールドカップ開幕の日にやってきた。”日本VSオーストラリア”でオーストラリアが勝った時は、彼女と石井ファミリーが何となく気まずい雰囲気になったのを今でもよく覚えている。


その後、生活を共にしながら徐々に打ち解けてきて、彼女から今まで知らなかった多くのオーストラリアのことを知った。

生活習慣の違いに始まり、日本との関わりかた、日本人への本音の印象といった、日本国内に住んでいてはまず気づかない裏話もたくさんしてくれました。

日本に滞在中通っていた高校からは、”親身にお世話をしてくれて有難うございました”という内容の感謝状を頂きました。

私はあまり接する時間が持てなかったのだが、我が家に毎日生の英語が飛び交う環境ができていたことが、特にリスニング、スピーキングに役立ったのは言うまでもない。

彼女は、日本では馴染みがないが、欧米などでは当たり前の「ギャップイヤー」を利用しての来日なのだが、どんな小さなことにも興味を示し、チャレンジ、トライする姿勢には、本当に頭が下がりっぱなしであった。

性格が本当に優しく素直で、何事にも真面目に真剣に取り組むところは、子供たちにも大きな刺激に、そして財産になったことは間違いありません。ですから、家族の一員と思えるようになるのに、そんなに時間はかかりませんでした。

そして、いざ帰国の日、家族総出で岡山駅まで見送りに行きました。いざ新幹線に乗るとなった時、ジーンと胸に込み上げてくるものがありました。たった3ヶ月余りでしたが、家族の一員として接するようにし、徐々に距離感が縮まり、この1ヶ月は、本当に家族の1人として接することができました。

彼女は、”何ヶ国語も話せる通訳を目指している!”と言っていました。そして”世界中を飛び回る仕事がしてみたい!”という夢も持っていました。彼女ならきっと実現すると思います。信じています。

別れ際に、”また逢えるよね!帰ってくるからね!家族だから!”と、たどたどしい日本語で言い残してくれたのが印象的でした。

話が変わりますが、当医院の周辺にはいくつかの高校が点在しており、立地のせいか留学生が多く、外国の方が結構来院されます。
一昨日来院された方へは、新人スタッフが流暢とは言えないが、意欲的に英語で話かけている姿を見て、とても頼もしく思った。
国籍を問わず、患者さんとしっかりとコミュニケーションを取ることが、信頼関係を築く上での出発点であると、改めて感じました。

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