第71回 恒例の”保育園検診”
毎年恒例の保育園への検診に、歯科衛生士3人とともに出かけました。
検診後、スタッフ手作りの”名探偵コナン”のスライドで、食育やおやつの取り方の話をさせて頂きました。
子供たちの飽きがこない短い時間でコンパクトにまとめていながら、とても的を得た内容で、すばらしい発表だと、感心しました。
また、おやつに食べて、”いい””わるい”の○×クイズも好評で大盛り上がりでした。
毎年、趣向凝らした前準備をして臨んでくれるスタッフには、頭がさがります。
最後の、園児たちによる三つ指ついての私たちへの”ありがとうございました!”には、とても驚かされました。
園内でのしつけ、秩序はしっかり保たれているのに、口腔内の衛生環境にばらつきがあるのはなぜ???と考え込んでしまう一日でした。
検診の総評ですが、全体としては、毎年虫歯罹患率は低下し続けているのですが、ごく少数”ランパンドカリエス”と呼ばれるたくさんの虫歯のあるお子さんがいます。お子さんの虫歯の有無は、全て親御さんに問題があります。親御さんへの意識改革、啓蒙も、時間の許す限りさせて頂きたい、と保育士の方々にお伝えしました。
話はかわりますが、左記の無影灯を導入しました。100000ルクス以上の照度を誇り、ほとんど影のできない最新式のライトです。口腔内という狭い空間を、しっかり照らしてくれる優れものです。インプラントなどの外科処置を行う際の強力なアイテムです。安全でストレスのない施術を行うため、一度使うと手放せなくなる機器であることは間違いありません。