第45回 東京でのシンポジウム
昨日(7月31日)は、”インプラント関連のシンポジウム”の聴講のため東京へ出かけた。とてもハードな一日となった。
というのも、午前と午後で違う会場で行われている2箇所の講演(H社とJ社)をどちらも聞きたかったからである。
さらに、夕方前に会場を後にして、新宿で開業している友人の診療室の見学もした。
新しくなった羽田空港はきれいで広くなったことは確かだが、
この施設の維持費や採算はとれるのだろうか?とふと思ったりした。
”ケースのためのケース”という発表が多く、例えば上顎前歯1歯欠損症例に対して、4年間で5回もオペをして審美的に良好になったケースなどは、本当に患者さんが望んで行ったのか疑問に思ったのは、私だけではなかったであろう。
また、インプラント治療が市民権を得てきたのは確かだが、材料、手技等が乱立してきた側面があり、 それよりも、友人Kの診療室、設備には”ぶったまげた”。 土地柄、土壌だけの問題ではないと彼は言う。 彼と話をしていると、非常に”頭のいい”人間だと端々から窺える。 彼は開業しているにも拘らず、2ヶ月間の休暇を年に2回とるという。 彼は彼、私は私である。彼の真似をしてもうまくいくはずもない。 |