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第41回 トライアスロン

たまには、仕事に全く関係のない話もしてみましょう。

1年ほどまともに運動をしていなかった。
”忙しいからしかたない”、と自分に言い聞かせ、諦めていたのかもしれない。

本来、私は運動大好き人間である。
大学卒業後の医局時代、勤務医時代、そして開業してからも”トライアスロン”をずっとしていた。
岡山大学での医局時代は、診察の終わった夕方から9時頃までトレーニングをして、それから医局に戻って仕事をして、毎日午前様に帰宅する、という無茶なことをしていた。

また、勤務医時代は、自宅のある岡山市の北部から倉敷の水島までの、片道約35㌔を毎日自転車で通っていた。
月間300㌔は必ず走っていたし、岡山ー大阪間(約300㌔)も練習がてら何度も自転車で往復した。
ロング・トライアスロンとして有名な皆生トライアスロン(スイム3,0キロ、バイク145キロ、ラン42,195キロ)も完走している。
フルマラソンは8回、自転車のロードレースにもよく参加していた。
医局では、自他ともに認めるタフマンであった。

ところが、開業して5年ほど経ってからだろうか?徐々に仕事優先になってしまっていた。
トライアスロンの練習には、実は時間が必要である。3種目万遍なくトレーニングしなければだめなのです。

ランばかりの練習をしていると、体脂肪が落ちてしまい、脂肪がある程度必要なスイムには不利になります。
バイクばかり練習していると、太ももに必要以上の筋肉がついて、ランが遅くなります。
3種目とも持久力は当然必要なのですが、使う筋肉、脂肪のつけ方がばらばらなのです。

ですから、がむしゃらにトレーニングしても、レースで上位に食い込むことはまずできません。
運動生理学の勉強も結構しました。脈拍を常に計りながらのインターバル・トレーニングをいつもやっていました。

先日、無性に汗が掻きたくなり、10㌔走ろうと試みました。すると、8㌔ほど走ったところで、太ももの裏側(大腿二頭筋)が痙攣し、激痛を感じ、肉離れに近い状態になりました。

大変ショックでした。一年のブランクは予想をはるかに超えるものでした。
このままでは終われないと思い、体を定期的に動かすことを決意しました。
短期の目標として、10月に行われるマラソン大会のフルにエントリーしました。

来年は、ショートのトライアスロン出場という中期的な目標も立てました。

トライアスロンは、自分自身の体力の限界を自らが試せる数少ない競技の一つであると思っていますし、強靭な精神力の必要な競技であることも事実です。

”トライアスロンのどこが楽しいの?”と昔よく友人、知人に聞かれました。

楽しいはずがありません。しんどいばっかりです。ところが、実はしんどいことが快感になってきます。

”ランナーズ・ハイ”という言葉をご存知でしょうか?長時間の過酷な運動をしていると、脳内から麻薬様物質(エンドルフィン)が通常の何倍も発生します。幻想の世界が広がります。経験したことがある人でないとわからない至極のひと時です。だから続けられたのです。

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