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第40回 セミナー代は高いか?

先週の土日は福岡へ、今週はじめの日曜日は京都へ、ソフト・ティッシュ・マネージメント(軟組織の取り扱いテクニック)の講習へ出かけた。

講習代は、どちらも一日約10万円でした。簡単な実習があったものの、一般常識では考えられない高さです。
歯科医対象の実習付きの学術的な講習の場合、一日10万円前後というのが相場です。
常識ある一般の方が考えると、”ぼったくり”のような世界です。

このセミナー代が高すぎると思う人は、当然申し込みしないわけです。私のような地方に住んでいる者にとっては、交通費も含めると、かなりの出費になりますので、安い勉強料のはずがありません。

では、私はこの10年足らずで、セミナー代にいくら投資したでしょうか?
はっきり計算したことはありませんが、一千万円の大台はかるくクリアしているはずです。

毎月のように税理士に言われます。”先生のところは、接待交際費が異常に少ないですね。年間100万円を超える医院がざらですけど、毎月1万円前後で、年間でも10万円くらいですよね。それに比較して、研修費の割合が非常に大きいんです。業界の平均からすると、突出した数字です・・・。”

”キャッシュ・フロー経営”という考え方が叫ばれだしたのは、5年程前からでしょうか?
研修費は、戦略的経費の中に含まれます。持論になりますが、”有益な研修費”は多少時間差が発生するものの、設備投資のような形ある物以上に医院全体のレベルアップにつながりますし、そして何より”患者さんへの質の高い治療の提供”という形で還元できると、思っています。

歯科医が研修費をいくら使っても、すぐに目に見える形としては何も残りません。どこに残るかといえば、自身の知識として、スキルの向上という形で、頭や手に蓄積されていきます。そして積み重なっていきます。

設備投資は、ある意味既製品です。真似することも可能です。そして、時間とともに飽きられます。

一日10万円も出したにも関わらず、無駄骨だったセミナーもいくつもありました。でも、今となっては全て自身の肥やしになっています。たくさんの講習に行って始めて、良し悪しの判断ができるのです。

税理士は、”経営を圧迫するような研修費の使い方は控えてください!”といいます。
私はそれに対して言います、”日曜日にゴルフや酒を飲みに行って、交際費に消えてしまうよりはましですよね・・・”

これからも、”セミナー代に見合う予習、復習は当然として、スキルアップした自分を患者さんへの治療という形で還元したい”と思っています。

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