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第155回 GPがやらなければいけない矯正!・・①

先月に引き続き、今月のODC例会では、4人の会員発表を行いました。タイトルが以下になります。同業である歯科医の発表を聴講し、ディスカッションをすることによる得ること、気づきはたくさんあります。とても有意義な時間を過ごせました。

・「上顎前歯部抜歯即時インプラント埋入」
・「Skeletal ClassⅡ、Angle ClassⅡを呈する成人女性にSMAPを用いて治療した症例」
・「欠損補綴の選択肢としての自家歯牙移植とインプラント」
・「包括臨床における矯正治療の位置づけ・・①
  ~GPができる矯正、GPがしなければいけない矯正~

私は、「GPがやらなければいけない矯正!」について、特徴的な10症例を挙げて、発表させて頂きました。

上図のように、機能障害改善のための咬合治療のアプローチ法として、矯正治療なしには、良質な歯科臨床はあり得ません!
臼歯部(奥歯)に問題が起こっている場合、修復・補綴に可能な限り頼らない低浸襲な咬合治療を行うためには、矯正治療のオプションが”必要不可欠”です。

かかりつけ医であるGP(一般開業医)がやるべき矯正治療は、審美が第一目的ではなく、機能改善に主眼をおくべきです。この発想を普段から持ち合わせておくと、日常臨床では山のように適応ケースが存在します。やらなければいけない矯正治療が溢れています。

会員(同志)とともに、矯正への苦手意識を克服し、歯の保存を意識し、歯の切削による人工物による補填を最小限にする良質な患者目線の歯科医療が行えるよう、今後も研鑽していきたいと思っています。