咬合(咬み合わせ)の検査って?
咬合は、医療の中でも歯科領域特有の分野と言えます。咬み合わせの不具合を主訴に来院される方はとても多いのですが、実は原因及び対処法は多岐に渡ります。
医療面接・診察後、スクリーニング的な咬合に関する基本検査を経て予備診断・病態診断を行います。そして、複雑な現象を呈している場合には、確定診断を行うために咬合に関する精密検査を行います。
咬合検査の項目は、約15項目あります。その他に、歯科医院で行える臨床検査には全部で30項目以上存在します。全ての患者さんに全部の臨床検査を行うわけではありませんが、“診断”を下すためには、追加の検査という形で増やしていくことがあります。
そして、“可視化・数値化”がキーとなります。咬合については、“力のコントロール”を考慮しなければいけないので、患者さんに理解して頂くために目に見える形にして、経過を経時的に検証していくことが必要です。
当クリニックには、“咬合検査”に関してごく一部ですが、下記のような一般の歯科医院ではあまり見かけない“咬合検査のための検査器材”を用意してさまざまな検査が行える体制をとっています。日本顎咬合学会の認定医及び認定歯科衛生士が在籍し、咬合に関する研鑽も行っています。
咬合に関して不具合やご質問がある方は、遠慮なくお尋ねください。
下顎運動装置
各種下顎運動の猫記
筋電図
咬合接触の順番・接触強さなど
咬合接触点・咬合近接域の表示
咬合力、左右のバランス、平均圧などを表示