第5回ODC 例会
11月も半ばとなり、早いもので、2017年も年の瀬が近づいてきました。
院内、院外でのさまざまな行事が重なり、私が担当のページが滞っていました。申し訳ありません。
2017年を振り返るには少し早いですが、今年度上期での最大の行事としては、私が所属している歯科医のスタディグループであるODC(Okayama Dentists Club)の「10周年の記念講演会」でした。3名の高名な講師を招待し、約200名の歯科関係者の方に参集頂き、会員の努力あって大きなハプニングもなく盛会に終われたことを、今でも鮮明に覚えています。ODC会員には感謝の気持ちで一杯です。
先月の終わりには、2017年の第5回目となるODC例会を行いました。今回は8名による会員発表で、タイトルは以下の通りでした。活発なディスカッションを行い、有意義な時間を過ごせたのではないでしょうか。
・「CR修復について」
・「高齢患者に対し下顎骨隆起除去術を行い補綴治療した症例」
・「BRONJについての再考-Ver.2-
・「自家歯牙移植と矯正治療」
・「観血的歯科治療前のリスク評価の重要性を再認識した症例」
・「GPにも扱いやすいリンガルアーチの応用」
・「上顎前歯部にインプラントを用いて審美的改善を行った症例」
・「ODCで過去に発表した症例の中期予後 開業30年を向かえて今後の展望」
“会員相互に切磋琢磨して臨床力を上げる!”ことを掲げて発足したODCですが、節目の10年を経過し、今後どのような方向を目指していくべきか?同志である現会員とともに模索しているところです。
歯科界は、デジタル化の波を受け、急速に変化しています。もちろん良い面・悪い面ありますが、預かるべく恩恵は受け入れ、患者さんに還元できる医院の体制を作っていくことが求められています。
師走の足音が近づいてきました。年末までの祝祭日は、全て依頼講演や学会参加、インプットのためのセミナー参加で埋まっています。健康管理に留意し、今後とも臨床家としてのクオリティーを上げるべく万進していきたいと思っています。