第241回 論文の締め切り
7月も半ばを過ぎました。これから1~2ヵ月は暑さ厳しい夏シーズンです。風邪など引かぬよう健康管理に努めたいと思っています。
さて、5,6,7月の学会シーズンもひと段落といったところです。
この1ヵ月は、日々の診療の傍ら、臨床研究といえることを、スタッフに協力してもらいながら密度濃く進行していました。データの蓄積と検証は地道な作業の連続です。自身のライフワークとも考えている研究テーマがありまして、診療後夜遅くまで、PCを前にデスクワークの毎日です。この1,2年はどっぷりつかる心づもりがあります。同業者を唸らせる思い描いた結果が出ればいいのですが・・・。
また、依頼された論文の執筆にも追われています。締め切り間近の2,3日前にやっと1つ書き上げて初稿の原稿を郵送しました、Q社から秋発行の特集記事として掲載される予定です。活字になるものは、定義づけされている専門用語を正確に使うよう意識しています。また、同業の方からの厳しいい目にさらされますので、論理的に書き進め、EBMを常に意識することも大切ではないかと思っています。
ところで私事ですが、スタッフや勤務医に無理をいって、お盆は少し長い休暇をとる予定です。もちろん患者さんに予約の関係でご迷惑をおかけすると思いますがご勘弁下さい。船上でのスローライフで充電してきます。
3連休は東京で、歯科界のレジェンドとの少人数での咬合の勉強をしてきます。9月からは2年間で40日間の過酷な研修コースが始まります。学ぶことの楽しさ、好奇心は今の所衰えていません。歯科臨床での疑問点、うまくいかないことが山のようにあります。少しでも深く理解し、患者さんへ還元できればと思っています。