第207回 ODC例会&サブ例会(豚顎実習)
先週土曜日、昨々日と、私が所属しているODC(Okayama Dentists Club)主催の例会(会員発表と模擬ケースでの治療計画立案)とサブ例会(外科処置の実習)を行いました。
例会では、会員3名のケースプレゼンテーションの後、”咬合(噛み合わせ)”をテーマにディスカッションで盛り上がりました。正常咬合!理想咬合!とは???深ーい、深ーい話でした。
10月6日には、著明な外部講師を迎えて、ODCと岡山県内の技工士が会員のスタディーグループとコラボレーションして、”咬合”についての講演会を開催します。ゲスト(会員外)も受け付けますので、興味のある方は、当方まで連絡ください。詳細は追って当クリニックHP等でアナウンスします。
昨々日のサブ例会では、私が担当して豚の顎骨を使用した外科処置のトレーニングを10数名という少人数で密度濃く行いました。
歯内外科療法(歯根端切除術の手法)、8番抜歯のポイントに始まり、抜歯即時インプラント埋入、GBR(骨造成)の際のいくつかのメンブレンテクニック、CTG(結合組織移植)の際の移植片の低浸襲な採取法、根面被覆のポイントについても動画を通じて説明した後、みっちり実習しました。普段あまりされない方も多い採血実習も行いました。
若い歯科医が多いスタディーグループですが、本当に熱心に豚顎と格闘していました。明日からの臨床に少しでも役立つ内容であったなら幸いです。
同業の歯科医と集まって学習することの意味、楽しさを感じながらのあっという間の一日でした。準備・片づけにと奔走してくれた当クリニックスタッフのFさん、器材の貸与に協力して下さった業者・ディーラーの方に感謝です!