第154回 新HP作成&論文執筆
現在、デザイナーと打ち合わせを重ね、新しいHPを作成している。コンテンツは、巷にあふれている商業思考の強いものとは、一線を画すものになるであろう。
”本当の歯科医療とは何か?”歯科治療の本質的な部分を詳細に掲載する予定。私への「インタビューのページ」では、歯科医療の本来の在り方、私の歯科医としての医療への取り組み方について述べている。
残念なことに、大半の歯科医療は、歯科医側と患者さんの双方がなあなあの関係で低品質に行われています。打開策としては、お互いの意識改革が最も必要であると感じます。
そして、本来歯科医は自身の技術力の向上のために生涯に渡って全精力を費やすべき!であるにも拘らず、他業種のサービス的発想をそのまま持ち込み、見せかけ(虚像)の笑顔やあいさつに代表される接客の品質向上にスタッフ教育の重点を置き、それがあたかもホスピタリティーだと論じ、イベントを開催しては集客や患者抱え込みに走っている医院が増えつつあることへの憤りを超えた脱力感・虚しさを感じている。
今回の新HPは、”本当の歯科医療を取り戻そう!”と言う気持ちで作成しました。歯科業界全体への警鐘にも触れています。
話が変わりますが、今年になって、歯科専門誌3社からの依頼論文を作成している。もちろん全て学術的な論文である。
その中でもQ社の編集には他社にはないこだわりとセンスの良さを感じる。校正チェックに関しても他社よりはるかに厳しいので、私自身とても勉強になる。写真のクオリティーや規格性も高いレベルで求められる。先日無事原稿が完成し、OKとの連絡を頂いた。
来月号の歯科専門誌(2010年8月号のザ・クインテッセンス)に掲載されます。少し長い論文(15ページ)ですが、読者にとって有益な情報になるはずですので、ぜひ歯科関係者の方には一読して頂ければと思います。また、ご意見・ご批判等お待ちしています。
昨日は、2か所の提携医院で、合計5件のオペを行いました。現在岡山県内を中心に15か所の歯科医院と提携して、主にインプラントや歯周外科のオペを担当させて頂いています。
医院によって医療環境はさまざまですが、私のアドバイスの甲斐あってか、少しづつ改善されており、歯科医療の質の底上げに今後も貢献できればと思っています。
明日は私が所属している歯科医のスタディグループ(ODC:Okayama Dentist Club)の例会です。興味深い演題による会員発表が予定されていて、今から楽しみです。
来週は、怒涛の一週間となります。日月の連休は名古屋と大阪、水曜日は奈良、木曜日からの4日間は東京で夜遅くまで実習メインの濃厚なセミナーです。
歯周・補綴・矯正・インプラントのさまざまな術式の確認及びトピックスを得る機会でもあります。私の診療日が少ないく、患者さんにご迷惑をおかけすることお許しください。しっかり学習してきて、日々の臨床に反映させたいと思っています。