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第52回 オペ&オムライス

木曜日は、恒例というか、ルーティーンとなっている時間のかかる方のインプラント治療のオペ日にしています。

昨日も、午前、午後ともにずっとオペをしていました。多数歯欠損の方が多く、一日で10本以上の埋入をすることも、日常的となってきました。
最近思うのは、”いかにシンプルな術式で行うか?”である。埋入する本数が多くなると、どうしても時間がかかってしまうのは当然なのだが、治療の質を落とさずに短時間で処置を行えれば、患者さんの身体的、精神的負担は格段に軽減できます。

オペの回数を極力減らし、最終的な上部構造(被せ)へ少しでも早く移行するには、どうすれば良いか?日々試行錯誤しています。


午前中は、十分なGBR(骨造成)の必要な抜歯即埋入のケースと、ソケットリフトリッジ・エクスパンションを伴ったケースでした。骨質は良好でしたので、うまくいったと思います。

午後からは、左図(上顎)が術前の方のオペをしました。いろいろな意味で非常にリスク要因の高い患者さんで、詳細については個人情報ですので控えますが、大変でした。いや今後も大変です。

前医にて上顎中切歯部(一番前方部)に2本インプラントを埋入済みでした。本人の意思で転医されてこられました。埋め治して欲しいとのことでした。

今日は上顎の一回目のオペを行いました。青丸のところに埋まっていた2本のインプラント体を除去し、スプリット・クレストを施した後に、ニュー・インプラントを埋入しました。合計で7本小臼歯部まで行いました。

動揺の激しい残存歯2本の部位については、入れ歯の維持及び創傷の安静を図るための沈下防止のため、時期をずらして埋める予定です。

両側大臼歯部のサイナスへのアプローチについては、ラテラル・ウオ-ル(側壁)からでも歯槽頂からのオステオトームテクニックでもない第3の方法で行う予定です。2,3年後には必ず主流になるテクニックです。当医院でも、症例を選びつつ行っています。

オペ自体は、イメージ通りできました。専門的な話は、ここまでにしておきます。詳細については、近いうちに院長のメッセージでお伝えできると思います。

ここからは、ソフトな話をチラッとしましょう。
ランチは、スタッフとともに、、最近岡山市内にオープンした”オムライス専門店”にいきました。結構待たされました。繁盛している感じでした。

30種類以上はあるオムライスのメニュー、ソースも何種類もあり、正直どれにしようか迷ってしまいました。
私はというと、やはり定番であるデミグラスソースのオムライスにしました。
結論から言うと、私的には△~×です。スタッフには聞きませんでしたが、可でも不可でもない感じでした。

それにしても、3人(もちろん私以外)とも食後に”パフェ”とは、恐るべし!!すごい食欲です。オムライスを食べている時より、おいしそうに頬張り、とても幸せそうでした・・・。

1年に一回くらいなら来てもいいかな?というのが私の感想でした。

臨床は、スタッフとのチームワークがとても重要です。お互いの仕事ぶりを見て、言葉を発しなくても自然に尊重しあえる関係が理想と考えています。

医療人としての仕事ぶり、治療技術を見て、私を判断してくれればいいと常々思っています。
これからも、今まで通りスタッフとは、楽しくも厳しい良い関係を築いていきたいです。

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