第50回 認定医への道
この土日は、JTSO(日本ティップ・エッジ矯正研究会)の東京大会に参加していました。
著名な矯正指導医3人の方の教育講演のほか、会員発表もありました。
今大会のテーマは、「下顎前方誘導の考えとその臨床」でした。基礎的な話から臨床での考え方、使用される装置のこと、そして最近のトピックスまで盛りだくさんの内容で、非常に勉強になりました。
認定医取得のための症例展示も同時に行われ、私も2例出しましたが、1症例は採点では合格でしたが、資料不足のため次回に繰り越しとなりました。
もう1症例は、指導医、参加者の方から100点満点(80点以上で合格)という名誉な採点をして頂き、正直驚いています。
日々行っている矯正治療へのアプローチ法、取り組みが間違っていないことの証だと感じました。今後の励みになります。
これからも、質の高い治療が提供できるよう、日々スキル向上に取り組んでいきたいと思います。
話が変わりますが、それにしても、あまり安すぎるホテルには泊まるもんじゃない、とつくづく思いました。
どうせ寝るだけだからと思い、ネットで安いホテルを探しまくって、会場近くの東京(水道橋)で、シングル一泊4300円(税込み)を見つけました。
ロビーらしきところに入った時に、すでに嫌な予感がしました。はっきりいって雑居ビルです。
部屋はというと、”狭い、ものすごく狭い、よくこんな狭い部屋をつくったな!”と心で叫ぶものの、安いからしかたがないよな、と気を取り直し、バスルームを覗くと、形だけのバスタブが・・・。体育座り(足を曲げて座る)すらできない。バスタブの存在自体意味がないではないか!
とにかく寝るしかないと思い、シャワーを浴び、ベッドへ・・・。すると、何と足が伸ばせない。そんなバカな!身長170cm足らずの私が足を伸ばすと壁にぶつかる。背伸びができない。しかたなく、丸まって寝ました。このホテルに来たことは早く忘れよう・・・。
気分一新、今日から、またいつも通りの診療が始まります。気心しれた良く働いてくれるスタッフたちに助けられながら、全力投球です。