6月は、どの歯科医院でも一年で一番忙しい時期であろう。 検診の紙を持ってくる子供たちであふれ、日頃からある時間帯は小児歯科状態の 当医院に、さらに拍車がかかる。
デンタルIQ(歯科への意識)の高いお子さんは、学校検診とは関係なく、 定期的に来院するのだが、検診の時期にしか来ないお子さんは、虫歯治療が終わると、 ぱったり来院されなくなる。毎年学校検診の時期にだけ来る。 そして、治療済みの歯だけが毎年増えていく。
全く予防に関する保健指導ができていないことを物語っている。 ”年一回の一律の検診ではなく、毎年新たな虫歯ができるお子さんをある程度グループ分けして、 校医と学校側両者の協力の下、親御さんを含めての何らかの指導、啓蒙が必要ではなかろうか?” 先日の検診後、保健の先生と同じような話をして、具体案を進めることで一致し、帰路についたことを思い出した。
昨日は、体調不良の中、定例の勉強会へ東京まで行った。 つい一昨日まで行われていたA.A.O.(アメリカ矯正歯科学会)の報告を参加されたS先生にしていただきました。 他分野とのチーム医療でしか行えない治療法やコンピューターを駆使した治療法などに注目が集まっていた、とのことです。とても興味深い話でした。
6,7月の木、日曜日は、セミナー、講演、オペで全て予定が埋まっている。 お盆休みまで、私の体は耐えれるであろうか?
今一番欲しい物は?と聞かれれば、迷わず”強靭な体力、そして健康であり続けること”と答えるであろう!
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