除菌装置(ポセイドン)設置しました
歯科診療台は汚染されている
診療後など長時間の給水停止時に給水系に滞留した水中で微生物が増殖し、付着しそこから剥がれ落ちた微生物が歯科医療給水として患者様の口腔内へ放出していると考えられています。
中性電解水とは
電解水とは、水道水や食塩水などを弱い電流電圧で電気分解して得られる水溶液の総称です。
強酸性電解水は優れた殺菌作用を有しているが、周辺環境への汚染や金属材料の腐食というデメリットを有しています。
弱酸性電解水はそのデメリットを緩和する反面、殺菌作用は弱いとされています。
そこで、新しい消毒方法として注目されているのが中性電解水です。この中性電解水は3か月以上の長期間にわたって殺菌作用を持続でき、人体や周辺環境への影響もないとされています。
当院では、患者様に安全な環境で安心して治療を受けていただくことを考え、除菌装置(ポセイドン)を導入しました。
ポセイドンは、人と自然に優しい電解中性機能水を歯科診療台や医院全体に通水させることにより医院の水配管内の細菌などの繁殖を抑え、治療環境を衛生的に保つためのシステムです。
患者様の治療に対するリスクを可能な限り排除する努力を行っております。