第489回 根管治療について
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根の先が黒くなっています。
これは根の先に膿がたまっている証拠で被せをはずして根の治療をする必要があります。
被せでふたをしているため、根の先にたまった膿は出てこれません。
その場合歯茎にニキビのようなできものができ、そこから膿がでたり、歯茎が大きく腫れることがあります。
根の先に病気があるため、噛んだときに痛みがでたり、何もしていない時にズキズキと痛むこともあります。
根の治療に関しては、1度で終わる治療ではなく回数が数回かかります。
治りは個人差があるのと、感染が大きければ回数も多くかかります。
この様に歯の頭から器具をいれ、感染物質を取り除いていきます。根の管がきれいになると、そこに神経にかわるお薬をいれます。
根の管の形状は人それぞれで1本1本の歯によって全く異なった形態をしていて、とても複雑にできています。
そのため肉眼では確認できないこともあるため、石井歯科ではマイクロスコープを使用した治療もしています。
肉眼では難しく難易度の高い根管治療もマイクロスコープを使用するとより精密な根管治療が行えます。
患者さん1人1人にあった最善の治療を提供していきます。