第158回 抜く?抜かない?
こんにちは。まだまだ暑苦しい日が続いておりますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?
ところで、こんな詐欺師の話を聞いたことがありますか?
「その詐欺師は、自分は痛みを感じさせずに歯を抜くことが出来ると豪語します。相棒がわざとためらいがちに進み出、詐欺師は歯を抜いた振りをして、あらかじめ持っていた血に染まった臼歯をみんなに見えるように掲げます。歯痛に苦しむ人たちはすっかりだまされ、お金を払って歯を抜いてもらいますが、その間他の人たちが思いとどまったりしないように、太鼓やラッパの音で叫び声がかき消されています。その後、危険な感染症を患った頃にはその詐欺師は姿をくらましています。」
これは中世の話です。皆さんは歯が痛くなったらどこへ行きますか?
「その詐欺師は、自分は痛みを感じさせずに歯を抜くことが出来ると豪語します。相棒がわざとためらいがちに進み出、詐欺師は歯を抜いた振りをして、あらかじめ持っていた血に染まった臼歯をみんなに見えるように掲げます。歯痛に苦しむ人たちはすっかりだまされ、お金を払って歯を抜いてもらいますが、その間他の人たちが思いとどまったりしないように、太鼓やラッパの音で叫び声がかき消されています。その後、危険な感染症を患った頃にはその詐欺師は姿をくらましています。」
これは中世の話です。皆さんは歯が痛くなったらどこへ行きますか?
…大抵の人は歯医者さんに行かれることと思います。でも、歯医者などのなかった中世では、一般庶民は床屋か鍛冶屋に行って歯を抜いてもらっていて、死ぬほど痛い思いをしたそうですよ。だから、こんな詐欺師にまで頼らなくちゃいけなかったんですね。でも、今はこんな危険を冒さなくても、経験を積んだ優しい先生とキレイ(^_^;)な衛生士のいる歯医者さんがありますから、こちらで早めの定期検診と相談をしてみてくださいね。石井院長とスタッフ一同、心よりお待ちしてま~す!!