第140回 ☆お父さん、お母さんへ☆
5月に入り、暑い日が多くなってきました。夏がすぐ近くまで来ているようですね。
さて、私も石井歯科クリニックで働き始めてもうすぐ二ヶ月が経とうとしています。
最近は、少しずつ患者さんと気軽に話ができるようになり受付の仕事にやりがいを感じ始めてきました。そんな中、時々「イヤだ!イヤだ!」と子ども自身が疲れてしまうほど大泣きしている子どもたちを見て、私自身小さい時は歯科医院が苦手だったので「嫌だよね」と思い、心が痛くなることがあります。お父さん、お母さん方はもっと心を痛めている事と思います。
そこで今回は、少しでも参考にしていただけたら思い、元保育士からいくつかアドバイスと、石井歯科クリニックで取り組んでいる対応をご紹介させていただきます。
・治療は「頑張って!」より「大丈夫!」
子どもたちには医院に来るだけで十分頑張っていることが多いので、やさしく「大丈夫よ」と話しかけ、できるだけ安心し落ち着けるようにしましょう。
・治療が終わったらしっかり褒めてスキンシップを
治療中泣いてしまっても、終わったあとはしっかり褒めましょう。その時、抱きしめる等のスキンシップをすると「褒められた」としっかり実感することができます。
・大人がまず見本を
口だけで歯みがきをするように言ってもなかなか難しい事もあります。時間がある時はできるだけ子どもと一緒に歯みがきをするようにしましょう。まねっこが大好きなのでそれを上手く利用するといいですね。また、機嫌が悪い時などは話をするなど気を紛らわせながらするのも良いと思います。
石井歯科クリニックでは、診察室に入るのが難しい子どもには、簡単な処置(フッ素)であればキッズルームで処置を行っています。
また、子どものその時にご機嫌に合わせて無理の無い治療を行っていますので、何かありましたらスタッフまでお尋ねください。