第9回 検診の紙を持ってくる子供たちの口の中は・・・? 日が暮れるのも遅くなり、昼間はもう半袖で過ごせる暑さになって来ました。もうすぐ夏ですね。学校等で、検診があり検診結果の用紙をもらい医院へ来院する子供達も増えてきました。 診療室の中から「顎が発達していないため、永久歯が並ぶスペースがないですね。顎を広げてあげないといけないですね。」という先生の声が聞こえてきます。最近では学校から用紙をもらってきた子のほとんどにこのようなお話をしています。実際にこういった子供さんが増えているそうです。 私も顎が発達しなかったため、歯が並ぶスペースがなく、重なって生えていて、歯並びは悪いほうです。今からでも矯正する事は遅くはないですが、小さい頃にしておけばよかったなあとつくづく思う日々です。矯正については、詳しく説明しているページ(歯並びの話のページ) があるので、そちらを見てください。お子さんが小さいころから、しっかり噛んで食べさせる、定期的に歯科医院に来院する、口の中に関心を持つということで、初期の段階で歯並びが悪くなるのを防げるのでは、ないでしょうか? 受付 水嶋