歯の生えかわりについて(乳歯から永久歯へ)
乳歯の生えはじめは個人差がずいぶんありますが、だいたい生後3~9カ月ぐらいから生えてきます。それよりも早い赤ちゃんや、1歳を過ぎてようやく1本目が生えてくるケースもありますので、早すぎる、遅すぎる、というのはあまり気にしなくて良いです。
そして乳歯から永久歯には、だいたい身体の成長とともに6歳前後で乳歯が徐々に抜けていき、12歳ごろくらいに永久歯に全て生えかわります。
乳歯は抜けたのをまじまじとみて疑問に思ったことがないかもしれませんが、抜けた時根っこがありません。
元々生えてきたときには根っこはあります。しかし顎の中で永久歯が成長していき、根が作られ始めると乳歯の根を溶かす細胞が現れ少しずつ乳歯の根を溶かしていきます。そして全て溶けてなくなると抜けます!
乳歯がぐらぐらしてきた、もうすぐ抜けそうだな~というときは顎の下でこのような事が起きています。
乳歯が抜けて中々永久歯が生えてこないな・・・と心配に思われる方もいるかもしれませんが、個人差もありますがだいたい3か月~半年ほどで頭がでて生えてきます。
それ以上経っても生えてくる様子が無ければ、場合によっては歯茎が分厚すぎて永久歯が生えてこられない状態やなんらかの原因がある場合があるので、1度歯科を受診してみて下さい。
生えはじめたばかりの歯は未完成なので、永久歯に比べやわらかく酸にも溶けやすいので虫歯になりやすいです。根が完成するまでは生えてから2~3年ほどかかります。歯磨きをする習慣をつけながらお母さんお父さんがしっかりと仕上げ磨きやチェックをしてあげて下さいね!
※親知らずについては生えない人もいますが、生えるとすれば17歳~21歳くらいまでに生えてきます。