不適合補綴物(ふてきごうほてつぶつ)
☆不適合補綴物って何!?
不適合補綴物とは、お口の中に入っている、歯にぴったりと合っていないかぶせ物や詰め物の事です。その他にも年月を経て劣化したりしてお口の中に悪影響を及ぼす、良くない(不良)かぶせ物(補綴物)という意味です!!
この写真の方はほぼ全部といっていいほどかぶせが合っていません!!変色もしてきていて見た目もあまり良くありません。
年月の経過により歯茎が下がり、歯茎とかぶせ物の間に隙間ができてそこからさらに虫
歯にもなっています。このまま放置しておくと、歯ブラシも当てにくいので歯茎が腫れて歯周病を悪化させたり、虫歯も進行し歯を抜かないといけなくなる可能性も高くなります。
この方は、かぶせ物が合っていないのと、咬み合わせの面がツルツルになっています。(咬む面に溝がほとんどありません)
咬み合わせの面がツルツルになってくると食べ物をすり潰せないので上手く咬めなくなったり、咬み合わせが変わってきたりしてお口全体のバランスが崩れ悪影響を及ぼします。
不適合補綴物が入っているとたとえ今は何も症状がなくても、将来的に問題が起こる可能性が高くなります。
なので、患者様自身に特に症状が無い歯でも不適合補綴物を発見した場合はかぶせ物や詰め物の作りかえを提案させていただく事もあります。
もちろん十分にご説明した上で行います!!
お口の中はご自身では見えにくい部分も多いので定期的な検診を行い健康なお口を保っていきましょう♪♪