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9年目となるチーム医療によるオペ

岡山大学歯学部歯科麻酔科の提携病院・協力医院として関わって9年目となりました。

昨々日は、同科の准教授M先生による静脈内鎮静下にて、2件の少し時間のかかるオペを行いました。

1件目の方は、促進矯正のためのPAOO(いわゆるWilckodontics)という処置で、上顎は口蓋隆起から、下顎は両側下顎隆起から自家骨をブロックで採取し、クラッシュした後、コルチコトミーした上下前歯部唇側歯槽骨上へ骨移植をしました。RAPRegional Accelerated Phenomena)下では、骨代謝が活性化するため、歯が移動しやすい環境が整います。通常、上下全顎の矯正治療の場合、2~3年の治療期間がかかるのですが、この外科処置を併用することにより、1/31/4の治療期間(約6~9ヶ月)で終了できます。その際、患者さんから採取したPRP(多血小板血漿)を使用することにより、骨造成及び創傷の治癒の促進にも役立ちます。当クリニックは、厚生労働省より再生医療等提供医療機関としての認可を受けています。この処置は、他にもいくつかのメリット(後戻りが起きにくい、歯根吸収しづらい等)があり、適応症はあるものの、当クリニックでは定期的に行っている術式です。今回は上下顎同時に行ったため、3時間という時間を要しましたが、静脈内鎮静下での処置のため、患者さんの意識は、ほぼない状態で、モニター下で麻酔医が全身管理していることは、術者・患者さん双方にとって「安心・安全」の環境下で行えました。

2件目の方は、骨造成を伴った上顎前歯部への3本の抜歯即時でのインプラント埋入で2時間余りのオペ時間を要しました。骨造成とともにポンティック予定部位への歯槽提増大のための結合組織移植も同時に行いました。審美ゾーンのインプラント治療は、硬・軟組織のマネージメントはもちろん、インプラント埋入ポジションが最終上部構造の質に影響しますので、繊細な配慮が必要と感じています。

当クリニックにおいては、オペにおけるチーム医療とは、術者、直接介助2名、間接介助、麻酔医の5名が、各人それぞれの役割を認識して連携して臨むことと考えています。今後も、医院一丸となって、「安全・安心」ということを念頭に置いたオペ環境を継続していきたいと思います。

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