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第152回 インプラント周囲病変に対する診断と治療戦略

先週土曜日は、私が所属している歯科医のスタディーグループ(ODC:Okayama Dentists Club)の例会を当クリニックセミナールームで行いました。
今回は、4名の会員発表の中で、活発な質疑応答を夜中まで行い、非常に有意義な時間を共有できました。
以下が会員発表のタイトルです。

・根管治療を好きになるために
・パラファンクションを有する患者への補綴治療
・ダイレクトラミネートベニア法にて上顎正中離開を改善した症例
・インプラント周囲病変に対する診断と治療戦略


”同業の歯科医が日々どのような臨床を行っているか?”を発表を通じて感じとることは、自身の臨床へオーバーラップさせたり、フィードバックさせるヒントとなります。少人数の気心知れた同志の発表は、する側も聞く側もストレスが少なく、さまざまな意見交換の場となります。

そんな中、私は、「インプラント周囲病変に対する診断と治療戦略」というタイトルの下、発表しました。
インプラント治療に限ったことではありませんが、治療が終了した後に、良い状態が長期間維持されて始めて、”治療が成功した”といえます。

他医院でのインプラントの治療中や治療後のトラブルで来院する方が後を絶ちません。本当に多いです。
さまざまな原因が考えられるのですが、はっきり言えることは、患者さん側に問題があるケースは皆無という点です。単なる説明不足といったコミュニケーションの不調によるものではなく、治療計画や術式に根本的な問題を秘めています。

インプラントを長期に渡って良い状態で使用していくためには、インプラント周囲粘膜だけでなく、口腔内の歯周環境を良好に維持するメインテナンスが重要となってきます。そして、問題が起きそうになった時の初期症状を見逃さず、適切な処置が行えるか?が鍵です。

今後、”相当数のインプラント治療後のトラブルへの対処に追われる時代が来る”と確信しています。インプラント治療に携わる歯科医院か否かに拘わらず、対処法を備えておく必要があると考えます。

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