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上下顎の叢生量が大きい方の矯正症例

上下顎、特に上顎の叢生量(スペース不足量)が大きいケースでしたが、混合歯列期(乳歯と永久歯が混在している時期)に治療を開始すれば、約90%の方は非抜歯で治療が可能です。

治療前

上顎は、両側とも犬歯が生えるスペースが全くない状態でした。下顎は前歯群が右側へ偏位していて、右下犬歯の生えるスペースが全くない状態でした。

治療開始・経過

1ヶ月目(右上6後方移動)

5ヶ月(左上6後方移動)

8ヶ月目(左上6後方移動中)

10ヶ月(左上6後方移動)

12ヶ月目(後方移動終了)

14ヶ月目(レベリング開始)

18ヶ月(レベリング中)

上記のように、上顎については最初床装置にて左右第一大臼歯の後方移動を行いました。その後、さらにGMDにて左上6番の後方移動を行い左右犬歯が生えるスペースを獲得し、レベリング後、各歯牙の歯軸の微調整を行い終了しました。

治療後

21ヶ月の治療期間を要しました。大臼歯の後方移動には、どうしても時間が必要です。
このケースの場合、元々前突ぎみの顔貌でしたので、前歯群の前方移動は禁忌でした。
低年齢であったため、非抜歯にて良好な結果を残すことができました。