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舌苔②(色や状態で何がわかる?)

舌苔の正体は、基本的には自分が食べたものの残骸、また、口内で発生した自分の皮膚の剥がれ落ちたもの、そして、口内に元々いる細菌、これらの集合体です。

舌苔の厚さの程度や色等は何種類かあり、ケース別に原因を挙げると・・・

白い苔が全体的に薄く付いている

健康的で理想的な状態です!この状態では口臭に影響はありません。

白い苔が分厚く付いている

唾液分泌の減少による自浄作用の低下、胃などの消化管が弱っているときに見られます。また、舌をあまり動かさない場合にも見られます。

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黄色い苔

熱や病気などが進行すると白い苔に黄色い着色が現われることがあります。また喫煙の本数が増えてくると、ヤニの色で黄色くなってきます。

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黒い苔

病状がさらに酷くなると黒い舌苔が見られる場合があります。口の中の細菌のバランスが崩れてくると菌交代現象といって、正常な菌が減少することにより通常ではあまり存在しない菌が異常増殖を起こしてきます。病気の治療のために長期間抗生剤を服用した場合などにこの菌交代現象が良く見られ、舌に黒い毛が生えたように見えることがあります。

全く苔がない

舌苔が全くない状態というのは一見とてもキレイですし健康的には見えると思います。 

ただその考え方はちょっと危険です!これは無苔と呼ばれ、慢性的な栄養不良が原因と考えられており、具体的にはミネラルや鉄分が不足した時に見られます。

ところどころ舌苔がない部分がある

これは見た目が地図のようであることから地図状舌とよばれます。原因は胃腸が弱っている、ミネラル・鉄分・たんぱく質不足などが考えられます。

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舌苔は健康な人でも朝起きた時、疲れた時などは多く付きますし、一日の中でも舌苔の量は変化します!舌苔自体は決して悪いものではなく、むしろ適度な水分を保持し、健全な細菌の層を作って舌を保護するものです。

問題は過剰な舌苔がつく場合は何らかの問題があるときだと言えるますので、ときどき舌の状態をセルフチェックしてみてはいかがでしょうか。