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第582回 歯が欠ける原因

歯が欠けてしまった・・・という時には様々な原因が考えられます。歯が欠ける原因別にいくつかご紹介します。

・虫歯やしみる症状による欠け

外見上はたいしたことがなく、ちょっと小さな穴が空いた程度の虫歯でも、実は歯の内部で虫歯が大きく進行しているということがあります。またもともとしみていたり食事の時に痛みがあったり何らかの症状がある場合も含め、「痛くないから、たいしたことはないだろう」と放置しておくうちに、すっかり歯がもろくなってしまい、食事の際などに歯が欠けたり割れたりしてしまうことがあるかもしれません。食事中に歯が欠ける場合は、よっぽど硬い物を食べていない限りは、こういった原因が大きいです。

石井歯科 欠けた歯

・外傷による欠け

転んで顔面を打ったり、スポーツの際などに顔に激しい衝撃を受けたり、あるいは交通事故などで歯が欠けてしまうということがあります。

・歯に負担がかかり過ぎている事による欠け

「眠っているうちに歯ぎしりをしてしまう」「スポーツやトレーニングで、歯を強く食いしばることが多い」。こういう人も歯が欠けやすいので要注意です。

・酸蝕歯(さんしょくし)による欠け

酸蝕歯とは、飲食物に含まれる酸によって歯が溶けてしまった状態を指します。人の歯は、歯の表面から歯の成分であるハイドロキシアパタイト(リン酸カルシウムの結晶)が溶け出す「脱灰(だっかい)」と、唾液が酸を中和し、歯を元の状態に戻す「再石灰化」とが常にくり返されて健康な状態を保つようになっています。しかし、脱灰と再石灰化のサイクルが乱れ、お口の中の酸性度が強く脱灰が優勢な状態が続くと、歯が黄ばんできたり、薄くなったり、欠けやすくなったりします。

美容のために毎日お酢を飲んだり、柑橘類など酸の強いフルーツを多く食べている人もたくさんいるかと思います。確かにお酢やフルーツ自体は体に良いものですが、歯にとっては酸性度の高い飲食物に長時間歯が触れている状態は決して望ましいものではありません。酸性度の高いものを口にしたら、そのあと水やお茶などで口をすすぐ習慣をつけると良いです。

石井歯科 酸蝕歯
石井歯科 柑橘類

今は困るほどでもなくそれほど支障はない、という状態でも当てはまる事項がありましたら、治療期間、回数も少なくすむので、症状が悪化する前になるべく早めに受診にいらして下さいね!