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第549回 歯周病検査って何を調べているの??

歯科医院に来ると、よく『歯周病の検査をします』と言われると思いますが、どんな事をして、何のためにしているかご存じですか??

沢山の検査をしてしんどい思いをされていると思いますが、全て歯周病の状態を知るために必要な検査です。

ではまず、歯周病はどんな病気??

歯周病は歯に付着した細菌性プラーク(歯の周りに付いたネバネバした汚れ)によって引き起こされるある種の感染症です。進行すると歯周組織(歯を支えている骨)の喪失に繋がる疾患です。細菌がきっかけで起こりますが、その他にも多くの因子が関係していると言われていて、宿主の反応により歯周病の程度も異なります。

なのでまず患者さんの全身の健康状態・既往歴なども知る必要があります。

服用している薬・喫煙の有無も確認させてもらいます。

※服用している薬が変わったり、歯科以外に通院を開始された場合はお知らせ下さい!!

それぞれの検査で何が分かる??

歯周病の検査は ①口腔内写真 ②X線写真 ③ペリオドンタルチャート という資料をとらせてもらいます。 ① 口腔内写真から分かる事!! 写真だけでは歯周病があるかどうかは分かりませんが、噛み合わせの状態・歯肉の形態・ 軟組織の変化を記録することかできます。
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② X線写真
X線写真は、パノラマという全体の大まかな状態が分かるものと、デンタルX線写真というより詳しく状態が確認できるものを14枚撮影します。
X線写真を撮ると、骨の欠損状態、縁下歯石(歯肉の中に付着している歯石)、隣接部う蝕(歯と歯の間の虫歯)、かぶせ物や詰め物の不適合などが観察できます。
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③ ペリオドンタルチャート
プロービングデプス(歯周ポケットと言われる歯と歯の間の溝の深さ)・出血・動揺度
などを調べて、歯周病の程度が分かります。


この3つの検査を行い、それぞれ照らし合わせることで患者さんの口腔内の状態を把握し、治療計画を立てていきます。治療後にも同様の資料をとらせてもらい、どのくらい改善しているのかも調べて良い状態が保てるようにしていきます。