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第538回 食育③~思春期~

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思春期は周囲の影響を受けながら、一人の大人として自我を確立する時期です。
心身の著しい発達がみられ、精神発達に伴い第二反抗期の出現、仲間や集団での行動が増えてきます。受験や部活動による多忙やストレスで食生活が乱れやすくなります。
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この時期に陥りやすい食生活の問題点は・・・

自我が確立、自主性が発達するので食生活においても自ら食品を選び、食習慣・生活習慣が確立しはじめます。クラブ活動・塾通い・受験勉強・夜更かしなどにより生活時間が不規則になりがちです。それに伴い外食の機会が増加してきます。

外食は糖質や脂質に偏りがちで、ミネラルやビタミン類は不足しやすくなっています。
その他にも、ファーストフード店・コンビニエンスストアなどの増加によりスナック食品やインスタント食品などが容易に入手でき、その結果過剰なエネルギー摂取が体脂肪となり蓄積し単純性肥満がみられたり、その逆に無理な食事制限や偏食、様々なストレスによる痩せも多くなります。
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この時期のお口の中の問題点は・・・

☆思春期性歯肉炎→ホルモンの変調や細菌性プラークの付着によって起こります。
この時期は歯科医院への来院も滞りがちになり、ブラッシングも自分だけで行う事が多くなります。そのため、小児期に正しいブラッシングが定着していないと歯肉炎や虫歯のリスクが上がります。

☆虫歯・酸蝕→この時期は部活動が始まり、スポーツ飲料などの酸性飲料を摂取する機会が増え酸蝕の発生リスクが高くなります。
食生活を両親が管理しにくくなり、自分で食を選択する機会が増え甘い物や炭酸飲料などを多く摂取しがちで虫歯や酸蝕につながりやすい。


思春期の虫歯には、食生活が大きく影響しています。この時期から大きな虫歯を作ってしまうと将来歯を失う可能性が非常に高くなってくるので、酷くなる前にできるだけ定期検診を受けましょう!!